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医療費の適正化にご協力ください

ページID:0248786 更新日:2025年10月1日更新 印刷ページ表示
国民健康保険(国保)は、被保険者の皆さまから納めていただいた保険料や国・県の補助金で運営されています。近年、高齢化の影響や生活習慣病をはじめとする長期療養が必要な慢性疾患の増加や医療の高度化に伴って、一人当たり医療費が増加する傾向にあり、国保財政が次第に圧迫されてきています。国保財政を健全に運営し、これからも皆さまが安心して医療を受けられるよう、医療費の適正化にご理解とご協力をお願いします。

医療費を適正化するために

大切な医療費を健全に活用するために、次のことを意識し、健康を維持していきましょう。

1 定期的に特定健診を受診しましょう

年に1度、特定健診を受けることで、自分の健康、体調の変化を知ることができます。生活習慣病の予兆を早期に発見し、治療を開始することで、予防と改善に取り組むことはできます。奈良市では、特定健診を毎年7月から翌年2月末までの期間で無料で実施しています。奈良市国保加入者の40歳以上の方には、6月下旬に特定健診及びがん検診等各種検診券が一体となった「けんしんパスポート」を送付しています。期間中に忘れず受診しましょう。
詳しくは、次のリンクをご参照ください。

2 重複受診(はしご受診)を控えましょう

重複受診とは、次々と医療機関を変えて受診することをいいます。医療機関を変えるたびに、検査や処置、投薬などをやり直すことになるので、医療費を増やす結果になります。また、重複する検査や投薬によっては体に悪影響を及ぼす可能性がありますので、注意しましょう。

3 かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ちましょう

何かあったらすぐに受診・相談できるかかりつけ医は、あなたの体質や生活習慣、病歴を把握しているので、心強い存在となります。病気の時だけでなく、健康管理全般のアドバイスもしてくれるので、日頃から信頼関係を築いておくことが大切です。また、薬局もかかりつけを決めておくことで、処方された薬歴がわかるので、飲み合わせの注意や重複服薬を防いだり、服薬指導や相談にも乗ってくれます。

4 「お薬手帳」を活用しましょう

複数の病気を抱えている場合、かかる医療機関も複数になってしまうことがあります。重複服薬や多剤服薬は、副作用を起こす危険性もあります。そのため、お薬手帳を1冊にまとめておき、医療機関や薬局に提示することで、あなたに処方されている薬を把握でき、薬の飲み合わせに注意したり、薬のもらいすぎを防ぐことができます。

◇「ポリファーマシー」をご存じですか?
単に多くの薬を服用しているだけでなく、副作用を起こしたり、きちんと薬の服用ができなくなっている状態をいいます。

重複・多剤投薬の注意喚起動画を一般財団法人奈良市薬剤師会にご協力をいただきながら、作成しましたので、ご覧ください。

5 ジェネリック医薬品の利用をご検討ください

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品と同等の効能効果を持つ医薬品であり、費用が先発医薬品よりも安価となっております。ジェネリック医薬品に替えることで、あなたの本人負担額の軽減や、国保の医療費の抑制につながります。ジェネリック医薬品の利用には、医師の処方箋が必要となりますので、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。