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新クリーンセンターの建設計画について
奈良市における新クリーンセンターの建設計画について
1.奈良市環境清美工場の現状
奈良市環境清美工場は、稼働を開始してからすでに40年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、適宜改修しながら稼働を維持していますが、安定した稼働を続けることが厳しい状況になっています。
2.移転建設に至った経緯
奈良市では、平成17年12月に現施設周辺の調停申請人と奈良市との間で締結した移転建設を趣旨とした調停により、新たな候補地を選定して新施設を建設することになりました。
このため、平成18年2月に「奈良市クリーンセンター建設計画策定委員会」を設置し、これまでの間、移転候補地の選定及び施設整備のあり方などについて検討を行ってきております。
3.調停以降、これまでの経緯
時期 | 経緯 |
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平成17年12月 |
20回の調停及び市議会の議決を経てごみ焼却施設の移転を趣旨とした調停成立 |
平成18年2月 |
第1回 奈良市ごみ焼却施設移転建設計画策定委員会開催 (現・奈良市クリーンセンター建設計画策定委員会) |
平成19年11月 |
策定委員会が市に、15カ所の建設候補地の選定を主な内容としたごみ焼却施設移転建設計画の策定(中間報告)を報告 |
平成20年4月 |
策定委員会が建設候補地を15カ所から9カ所に絞り込み |
平成21年11月 |
策定委員会が建設候補地を9カ所から4カ所に絞り込み |
平成23年3月 |
策定委員会が建設候補地を4カ所から2カ所に絞り込み |
平成25年3月 |
市が最終建設候補地を東里地区、中ノ川町・東鳴川町地内と決定 |
平成28年7月 | クリーンセンター建設に関する意見交換会開催(於・興東小学校体育館) |
平成29年7月
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市が東里地区での建設計画見直しを表明 新マニフェストNARA2021で「広域化や現地建替えを含め、あらゆる手法により、クリーンセンター問題の解決を加速させます。」を方針として、建設候補地を再検討することなった。 |
平成29年9月 | 左京地区クリーンセンター建設計画についての懇談会開催 |
平成29年10月 ~平成29年12月 |
奈良市自治連合会による建設候補地の公募を実施及び「奈良市のごみ問題を考える市民集会」開催 |
平成30年2月 |
大和郡山市・生駒市・平群町(後に斑鳩町が参加)で開催されていた広域化検討に向けた合同勉強会に参加(第4回目以降) |
平成30年12月 |
奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する5市町合同勉強会中間報告書発行 |
令和元年12月 | |
令和2年8月 | 生駒市・平群町が合同勉強会から離脱 |
令和3年4月 |
奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する合同勉強会報告書(奈良市・大和郡山市・斑鳩町)発行 奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する合同勉強会報告書(奈良市・大和郡山市・斑鳩町) [PDFファイル/6.25MB] |
令和3年9月 | 大和郡山市が合同勉強会から離脱 |
令和4年8月 |
斑鳩町が合同勉強会から離脱 |