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ごみ処理の広域化の検討について
広域処理の方針を転換し、奈良市単独でクリーンセンター建設を行います
ごみ処理の広域化とは
複数市町の施設を一つの施設に集約すること
それぞれの市町で単独運営していたごみ処理施設を集約し、共同で処理をすることです。ごみ処理の広域化については、国の方針にも位置付けられており全国的にごみ処理広域化への取り組みが進められています。
ごみ処理を広域化することによって、次のようなメリットが期待されます。
広域化に向けた取組
ごみ処理の広域化については、平成29年2月から県内近隣市町で開催されていた合同勉強会(第4回目以降)に参加し、その後も回数を重ね、広域化実現に向けた課題の洗い出し、県内先進事例の視察等を行い、事務レベルでの調査・検討を進めてきました。
その成果として、平成30年12月25日付で「奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する5市町合同勉強会中間報告書」として取りまとめ、各市町の首長へ報告を行いました。
※5市町=奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町・斑鳩町
奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する5市町合同勉強会中間報告書 [PDFファイル/1.54MB]
令和2年8月に開催した第13回合同勉強会において、新施設稼働目標時期が合わないという理由で、生駒市・平群町が合同勉強会から一度離れることになりました。
その後は、奈良市・大和郡山市・斑鳩町で枠組みの協議を行い、令和3年4月に、3市町での施設規模や建設費用のシミュレーションを「奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する合同勉強会報告書」として取りまとめました。
奈良県北部地域におけるごみ処理広域化に関する合同勉強会報告書(奈良市・大和郡山市・斑鳩町) [PDFファイル/6.25MB]
令和3年9月に大和郡山市、続いて令和4年8月に斑鳩町が勉強会からの離脱を表明され、現在は奈良市単独でのクリーンセンター建設を目指しています。
合同勉強会の開催経過
※ 奈良県担当部局がオブザーバーとして第1回から参加
回数 |
開催年月日 |
参加自治体 |
主な議題 |
---|---|---|---|
第1回 |
平成29年2月20日 |
大和郡山市・生駒市・平群町 |
1.ごみ処理の現状 2.ごみ処理の課題について |
第2回 |
平成29年5月12日 |
同上 |
1.奈良モデル<外部リンク>について 2.他市町の参加について |
第3回 |
平成29年10月31日 |
同上 |
1.各焼却施設の運営スケジュール 2.奈良モデルについて 3.奈良市の参加についての検討 |
第4回 |
平成30年2月6日 |
奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町 |
1.奈良市のごみ処理の現状と課題について 2.これまでの協議内容整理と今後の方向性について |
第5回 |
平成30年5月10日 |
奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町・斑鳩町 |
1.斑鳩町の現状と課題について 2.広域化に向けての課題について 3.建設コストの比較 |
視察 |
平成30年7月4日 |
同上 |
県内先進事例勉強会 天理市(山辺・県北西部広域環境衛生組合) 大淀町(さくら広域環境衛生組合) |
第6回 |
平成30年8月7日 |
同上 |
1.視察を受けての意見交換 2.広域化にむけて(組織体制・課題の整理と確認) |
第7回 |
平成30年10月22日 |
同上 |
中間報告書(案)について |
第8回 |
平成30年11月6日 |
同上 |
中間報告書(案)について |
第9回 | 平成31年1月22日 | 同上 | 中間報告書を首長へ報告したことを受けて |
視察 | 平成31年2月19日 | 奈良市・大和郡山市・平群町 |
県外先進都市事例 高砂市(東播臨海地域2市2町でのごみ処理広域化の取組) |
第10回 | 令和元年5月17日 | 奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町・斑鳩町 |
1.各市町の現状及び今後の進め方について 2.東播臨海広域市町村圏(高砂市・加古川市・稲美町・播磨町)でのごみ処理広域化の取組事例について |
第11回 | 令和元年12月25日 | 同上 | 現在の状況及び今後の対応等について |
第12回 | 令和2年7月14日 | 同上 | 広域化枠組みについて |
第13回 | 令和2年8月27日 | 同上 | 広域化枠組みについて |
第14回 | 令和3年2月26日 | 奈良市・大和郡山市・斑鳩町 | 3市町での焼却施設建設コストシミュレーションについて |
※令和2年に生駒市・平群町、令和3年に大和郡山市、令和4年に斑鳩町が合同勉強会からの離脱を表明され、現在は奈良市単独でのクリーンセンター建設を目指しています。