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奈良市では令和4年度からファシリテーターチームとともに、一条高等学校附属中学校1年生の皆さんがスローガン作成を進めてきました。
一条中学の皆さんへ、ムービーとお手紙で秘密のミッションを送付。「日本へは奈良にだけ行ったことがないので、おすすめスポットを教えて!海外からの旅行者に向けて、みんなで英語コピーを考えよう!」
1時間目は、1年生80名が事前に考えたオススメスポットについて、その場所の詳細と理由を聞いた。2時間目は、オススメスポットを元に、奈良を表す1単語をあげてもらい、奈良の魅力キーワードを日本語で収集。収集したキーワードは、後日ファシリテーターチームで英語化し英単語リストを作成。
1回目のワークショップ終了後にファシリテーターチームで作成した英単語リストと、スローガンとして活用しやすい英語の構文フォーマットを使用し、単語を組み合わせてスローガンを開発。1人約12本の開発に挑戦し、最終、計1000本以上を考案。
最終7案をもとに、奈良で観光に関わる方や海外出身の方(奈良市在住や過去に在住していた方5名)にヒアリング。どの案が海外の方に効果的か、ネガティブな表現として受け取られる可能性がないか、活用しやすいのはどれか、市民の方にも自身のアイデアを乗せて使ってもらいやすいか等の意見交換を行った。
最終7案について、活用例を考察した資料も加え、市長、市職員、ファシリテーターチームと検討しスローガンを最終決定した。「Old History,New Discovery.」