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お試し移住支援制度 -利用者体験記-
令和3年度に開始以降、毎年ご好評をいただいている「奈良市お試し移住支援制度」。
当制度を利用して、奈良市での暮らしを体験された皆さまからのご感想をまとめました!
これから制度のご利用をお考えの皆さまは、ぜひ一度ご参考にご覧ください。
お試し移住体験者のレポート


私は今回、ゲストハウス自体を楽しむというより、外出・帰宅がしやすい、個室でゆっくり休める形態を選びました。個人的には目的に合ったゲストハウスで過ごせてよかったです。部屋は清潔で、トイレ・シャワー付きの個室で快適でした。オーナーさんが過ごしやすいようにと何かと気遣って下さり、大変有り難かったです。駅近くで価格も手頃な場所も多く、便利だと思いました。また利用したいと思います。
就職支援施設を、目的別に3か所利用
就職支援施設として、奈良市若者サポートセンター・しごとiセンター<外部リンク>・ハローワーク<外部リンク>を利用しました。各施設を目的に応じて利用できる点がよく、どちらも親切にご対応頂けました。地域性など色々お話も聞くことができ、大変参考になりました。特に、しごとiセンターにはとてもお世話になりました。当施設では、具体的に仕事を決定する流れを決め、その他必要事項を確認しました。
清掃ボランティアに参加し、地元の方と交流
清掃ボランティアで小休憩場所になった二月堂は、涼しい風がよく通るとても心地の良い場所でした。その場で出会った方に、奈良の野菜が気軽に食べられる所なども教えて頂きました。また、奈良市ボランティアインフォメーションセンター<外部リンク>では、参加しやすそうな活動をたくさん見つけることができ、興味が湧きました。

清掃ボランティアに参加している様子
- 今回のお試し移住を通して良かったことは、住んでいるつもりで毎日誰かと会い、話をしたことです。前半に、地元の方・移住された方・利用した施設の方と交流したことで、実際に住むイメージが持ちやすかったと感じています。
- 駅近くに生活に必要なものや公共施設があり、電車での移動が便利でした。
- 奈良公園<外部リンク>に行きましたが、原始林があり空気が綺麗、たくさん木陰があって暑い日でも歩きやすいと感じました。

今回の滞在では東大寺、法隆寺、薬師寺などの有名な観光地には行かず、「実際住んだら何があるのか」を考えながら日々過ごしていました。もし住むのであればどの辺りが便利か、食料品や日用品はどこで買えるか、図書館や公共施設、のんびり過ごせる場所などを探す事をメインにしていました。
アットホームなゲストハウス
宿泊施設は全く不便と感じる事も無く、とても有意義な時間を過ごせました。ゲストハウスのオーナーさんも色々と情報を教えて下さったり、気さくに話しかけて下さっていたので「よそから来た一人」と感じる事も無く毎日楽しく過ごす事が出来ました。週末になると他にも滞在される方がいてゲストハウス内に活気があったので、私個人としては安心感がありました。
「夜が早い」奈良でゆったりくつろぐ
今まで奈良には大阪か京都に滞在中に日帰りで訪れる事が多かったのですが、今回お試し移住として町に住んでみて、想像していた以上に快適だと感じました。
東京のように人が多くなく疲れる事もありません。夜は人通りも少なくなり、お店も遅くまでやっていないので自然と帰宅も早くなり、ゆっくりとくつろげる自分の時間が出来ました。仕事をして住んだわけではないので正しいかどうか分かりませんが、ストレス無く日々過ごせました。

JR奈良駅旧駅舎前のマルシェの様子
- 平城宮跡歴史公園<外部リンク>が個人的には一番良かった場所です
- 大阪難波や京都まで30分~45分ほどで移動できるのは魅力的です(奈良市のアクセス情報)
- レンタルサイクルを利用した際、行動した範囲がほとんど碁盤の目になっていたのでどこに行くにも便利でした。気になったのは国道369号の歩道のあちこち削れていて若干走りにくかったです。
仕事後の予定にわくわくソワソワ♪
お試し移住ということで、滞在期間のうち最初の2日は移住後の日常に近いテレワークをしてみましたが、業務については特に違和感なく遂行できました。
休憩時間に目に入る景色が奈良で、奈良の街を散歩することもできるので、より質の高い良いリフレッシュができます。環境が良すぎて、仕事が終わったらどこどこまで散歩しようとか、奈良のお酒を飲みに行こう、とか楽しいことばかり思いついてソワソワしてしまいます。
ゲストハウスはホテルのように便利ではないですが、近所のレトロな銭湯を楽しむことも、他のゲストとの会話も、オーナーさんの面白いお話や奈良の耳寄り情報を聞くこともでき、楽しい経験でした。
朝の散歩で感じた奈良の季節感
行ってよかったスポット月並みですが、朝の奈良公園です。風景に四季それぞれの顔があり、今回はおん祭りの前だったので、お旅所での支度風景が見られたり、鹿の毛皮や鳴き声も秋の終わりのものだったり、今まで知っている奈良とはまた違っていたりします。奈良にいる実感が湧きました。
- 地元に暮らしている人との接点ができること
- 補助が出る分、日程を長めにとって、今まで行ったことのないところまで足を伸ばしたりもできます
- 宿泊施設のオーナーさんが個性的な方で色々なバックグラウンドがあり、お話が面白い!