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先日奈良市が試験導入した「おむつのサブスク」を手掛けるベンチャー企業が日本サブスクリプションビジネス大賞2020を受賞しました(受賞事業名は「手ぶら登園」)。
この事業は保育園に登園する際、我が子が使用するおむつに保護者が一枚一枚名前を書いて持参する従来の制度を不要にするもので、定額使い放題(サブスク)で利用できるものです。
保育園では他にも「おかずだけ給食」(ご飯は各自持参)や、使用済みおむつや布団の持ち帰り等、昔に作られた制度がそのまま残っていて、今の生活様式に合わないものや、過度な保護者負担となるものが散見されます。すでに市では改善済みのものも多いのですが、このような話は他の行政サービスでもよくある話。コロナ危機を、これまで見過ごされていたさまざまな社会の不具合や制度疲労を一気に見直すチャンスと捉え、スピード感を持って新たな一年を駆け抜けたいと思います。