ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報活動 > しみんだより > 市長の部屋 > 市長コラム 令和元年6月号

本文

市長コラム 令和元年6月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 犬猫の殺処分ゼロをめざす取り組みが、また一歩前進しました。昨年、奈良市保健所が収容した頭数は犬猫併せて227頭。そのうち約6割を譲渡、また自然死や極度の衰弱など獣医師がやむなく判断した安楽死を除くと、殺処分はわずか1頭となりました。10年前には年間で663頭もの殺処分を行っていたことを考えると隔世の感があります。特にボランティアの協力により譲渡会や相談会を積極的に開催したこと、また昨年度からスタートした幼齢猫を預かり飼育するミルクボランティア制度など、様々な取り組みが少しずつ成果につながっています。
 人間も動物も植物も、皆が共に栄える世の中を希求した奈良時代以来の理想に向かって、引き続き取り組んで参ります。