ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > 市長コラム 令和2年10月号

本文

市長コラム 令和2年10月号

更新日:2020年10月1日更新 印刷ページ表示

 先日、奈良市と田原本町・吉野町・明日香村の4市町村でコロナ時代の観光をテーマに対談を行いました。新型コロナウイルスの影響で、各市町村が打ち立てていたこれまでの観光戦略を大幅に見直さざるを得ない状況に対し、「日本人にこそ、もっと日本を知ってもらおう」「地元の人にこそ、奈良を知ってもらおう」と、まずは4市町村が連携して、周遊型の近場観光を盛り上げるため意気投合。近場観光と旅行単位の小規模化の二つの意味で「マイクロ」ツーリズムが鍵になります。
 明日香村では星野リゾートがホテル構想を掲げ、田原本町では築70年の醤油蔵を改装したホテルが開業する等、泊まってみたいと思える魅力的な宿泊施設が増えてきた事も好材料。また吉野町では従来の桜と世界遺産に加え、体験型の観光メニュー作りに力を入れており、滞在時間の延長につながる動きが県内各地で勃興しています。
 今後奈良市がハブとなり、地域全体のポテンシャルを高めていきたいと思います。