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少しずつ秋の気配を感じる季節となりました。市内では秋の交通安全運動が行われ、今年も夕暮れ時や高齢者の交通事故防止等を目標に啓発活動を展開しました。
私の父もそろそろ傘寿に手が届く年齢となり、次の免許更新をどうするかが家族の話題となっています。これまでの便利な生活を手放すことへの抵抗もありますが、離れて暮らす家族からすれば被害よりも加害リスクの方が心配になるのも事実。車があることを前提とした生活様式を根本的に見直すには、乗り越える壁がいくつもあることを実感します。
一方、高齢者を狙った犯罪は増加傾向にあり、特に「振り込め詐欺」に代表される特殊詐欺については奈良署・奈良西署だけでも昨年は64件と急増、今年も既に2倍増の勢いです。
誰もが「自分は大丈夫」と思いがちですが、「明日は我が身」と想定しておくべき状況が到来しています。