本文
ぐっと冷え込む冷気と、美しい星空が冬の到来を告げます。我が家でもコタツで丸くなる猫のように、子どもたちが競って布団に潜り込んできます。突然の「おねしょ」さえなければ可愛い湯たんぽのような来客は大歓迎です。
昨年、奈良市で生まれた子どもの数は2549人、前年に比べて26人の増でした。また1人の女性が産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.29となりました。これは近年で最も高い数値です。過去最低を記録した平成16年は1.09でしたので、約10年間で18%も急回復したといえます。また同期間の全国の伸びが13%、奈良県が16%である事と比べても奈良市の伸びは著しい状況です。
一方、2人の人口(父親と母親)から生まれる子どもが1.29人とすると、当然のことながら人口は減少していきます。市でも今年度は女性の就労支援に力を入れており、働きながら子育てしやすい環境づくりをさらに進めたいと思います。