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市長コラム 平成28年6月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 日中は蒸し暑く感じる季節になりました。被災地熊本では、慣れない避難所生活をされている被災者の方々の健康が気になります。地震による直接的な被害も大変ですが、被災直後から始まる長い生活再建の道のりでは、健康や精神面でのケアが継続的に必要です。特に食生活は、命をつなぐ役割と共に、苦しい生活に喜びや楽しみを与え、人を前向きにさせる力を持つのではないでしょうか。

 先日、新しく開園した帯解こども園を訪問し、子どもたちと一緒に食事をする機会がありました。机を寄せ合い、互いの顔を見ながら感謝の気持ちで食事を頂く。非常にシンプルなことですが、人として生きていく上での原点を感じます。食べることは生きる事。遠く離れた被災地を思いながら、目の前の希望の光に語りかけました。