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先日神戸の理化学研究所を視察する機会を得ました。理研と言えば最近はニホニウムが話題ですが、私が伺ったのは計算科学研究機構と多細胞システム形成研究センター。
スーパーコンピュータ「京」とiPS細胞という、日本が世界に誇る科学技術の拠点です。ともすれば東京への一極集中に対し、関西の地盤沈下が指摘されることもありますが、関西には個性的で独創的な企業や人材も多いことから、東京とは違う土俵で世界と伍していくことが期待されます。
私自身も大学進学時に進路を変更し、関西に留まった経験がございますが、その時の「これからは関西がおもろい時代やで」という父の言葉は20年以上経った今でも鮮明に覚えています。また再び関西が「おもろい」時代になってきたのではないでしょうか。