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2月は珠光茶会の季節です。長男の通う幼稚園でも先日、親子でお茶会を楽しむ企画がありました。奈良ゆかりの「わび茶」の祖の名を冠したこの茶会は、南都の社寺とならまちを舞台に、1週間にわたって開催します。この事業は全国の茶人に奈良の文化の奥深さや、奈良とお茶のつながりを感じていただくとともに、お茶に関わる幅広い伝統工芸や食文化に光を当てることを狙いとしています。
また1年で最も観光業が冷え込む閑散期に合わせたのも、特に経営が厳しい2月の旅館・ホテルに需要を喚起し、飲食・物販等、関連する産業を活性化することを期待しています。今後も年間を通して安定した集客を図る取組を生み出していきたいと思います。