ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報活動 > しみんだより > 市長の部屋 > 市長コラム 平成25年11月号

本文

市長コラム 平成25年11月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 市内各所でも大勢の観光客で賑わう季節となりました。

 昨年一年間に奈良市を訪れた観光客数は1,332万人と、東日本大震災の影響を脱しつつあります。

 特に回復が顕著なのが海外からのお客様です。10年前から始まった政府によるビジット・ジャパン・キャンペーンに加え、近年の円安やビザの緩和等さまざまな要因がありますが、観光客全体に占める割合はまだ2%に過ぎませんので今後いかに伸ばして行くかが重要になってきます。

 国別の動向を見てみると従来から訪日客の中心であった中国・韓国・台湾に加え、本市でもタイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア等、東南アジアの新興国からの訪問が急増しています。今後はさらに多文化・多宗教のお客様をお迎えすることになりますので、受入環境の整備や質の向上も求められます。国際色豊かな奈良時代をほうふつとさせる、新しい観光都市の創造に向け取り組んで行きたいと思います。