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市長コラム 平成24年10月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 市役所には毎日たくさんの配達物が届きます。暑い日も雪の日も、当たり前のように正確に届くサービスには日本人の気質を感じます。

 数ある配達物の中でも目を引くのが直筆の手紙です。特に、大きくメリハリのあるイラストが描かれた絵手紙は印象的で、そのまま額装したくなるような見事な作品に出会うこともあります。絵手紙といえば、かつて「しみんだより」にも掲載されていたことをご記憶の方も多いと思います。当時の大川市長が平成11年〜16年に月1回のペースで作品を発表され、その数は65回にも上ります。

 一方、毎年奈良市では日本絵手紙協会公認講師全国大会が開催され、今年で4回目を迎えました。毎回300人を超える参加者が全国から集まり、奈良での創作活動を楽しみます。なぜ奈良を会場に選ばれたのかと伺うと、何度来ても描きたい素材に事欠かないから、とのこと。その言葉に、かくも奥深く魅力的な街に暮らす私たちが、いかに恵まれているかを再認識しました。

 葉書いっぱいに古都奈良の風景や仏像がいきいきと描かれた絵手紙が、また誰かの手元に奈良の風を運んでくれるに違いありません。