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先日、京都市・大津市・奈良市の3市長が集い、「みやこサミット」を開催しました。3市はいずれも京都の平安京、大津の近江大津宮、そして奈良の平城京とかつて都が置かれた地であり、歴史や自然などの観光資源にも恵まれています。
かつては定期的に交流が図られていましたが、その後絶えていたものを復活させようと、門川京都市長の呼びかけに応え、今回のサミットが実現しました。
会談では特に観光分野での連携が重要であるとの合意に至り、海外からの誘客プロモーションや観光分野の人材育成など、できることから進めたいと考えています。また、行政だけでなく各市の観光協会をはじめ、官民あげての連携を進めていくことを確認し合いました。
関西では、かねてから広域連合の話題が議論されていますが、いずれにしても人口減少・財政難の中で、さらなる自治体間の連携が求められているのは間違いありません。そして、地域のさまざまな取り組みの主体となるのは基礎自治体(市町村)です。より効率的・効果的な行政サービスを実現するために、これからも水平連携を強化したいと思います。