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先日、映画「エクレール・お菓子放浪記」の試写会が、なら一〇〇年会館で開催されました。この映画は6ページでも紹介しているとおり、東日本大震災で大きな被害を受けた石巻市で撮影されたもので、被災前の街並みや自然が映像の中に残されています。
今回の上映会は、昨年の秋に亀山石巻市長から奈良での開催協力の要請があったことをきっかけに、市と市内の各種団体が実行委員会を結成し、被災地支援の一環として取り組むことになったものです。
奈良市ではこれまで、友好・姉妹都市である宮城県多賀城市や福島県郡山市を中心に、さまざまな支援活動に取り組んできました。また年始には「買い物で被災地支援」を合言葉に復興支援物産展を開催したところ、たくさんの方々のご支援をいただくことができました。
今回の上映会では芸術の力を借りることで、被災地が再び美しい風景を取り戻すことを市民のみなさんと共に願う「心の復興支援」の場でもあります。本格的な復興にはまだ多くの時間を要します。ぜひ継続的なご支援をお願いします。