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市長コラム 平成23年4月号

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた方々に対し、心からご冥福をお祈りするとともに、今も避難所で暮らす多くの被災者が、一日も早く平穏な日常を取り戻されることを心から願います。

 奈良市でも地震発生後、すぐに救援対策本部を立ち上げ、未曽有の大災害に対する支援策を検討した結果、友好都市の宮城県多賀城市と姉妹都市の福島県郡山市に緊急救援物資を送ることを決定しました。
 土日・夜間を問わず、職員総がかりで物資を集め、12日正午に救援物資搬送チーム第1便が多賀城市に向けて出発。翌13日午前9時にようやく被災地に届けることができました。
 道中はがれきの山で通行困難な場所も多かったと聞き、改めて被害の大きさを実感しました。それ以外にも消防や水道、市立病院の医師・看護師に加え、建物の被害状況を診断する応急危険度判定士等の派遣要請も次々に寄せられ、可能な限り応じる体制を取っています。

 今回の震災は長期化が予想されており、奈良市としても継続的な支援が必要だと考えています。6ページには義援金への協力願いを掲載しています。
 ぜひ市民のみなさんにも温かい気持ちをお寄せいただければ幸いです。