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去る7月8日、市内の街頭演説会場にて安倍晋三元首相が凶弾に倒れられました。当時私は公務ではなく政務の一環として現場に居合わせ、結果的に一部始終を目撃することとなりました。平和な日本の、そのまた平和な奈良の街でこのような凄惨な事件が起きたことが、今もなお信じ難い思いです。改めて心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私自身も至近距離に居ましたので、発砲の大きな破裂音に驚き身を屈めていなければ、被害に遭っていたかも知れません。しばらくは大きな音に敏感になったり、緊急車両の近づく音に心拍数が上がる日々が続きました。
市民のみなさんを対象に設けた臨時の「市民こころの相談ホットライン」にも、連日多数の方から電話が寄せられ、いかに多くの方が不安を感じているかが分かります。臨時のホットラインは既に終了していますが、引き続き精神保健福祉相談の中で対応いたしますので、ご希望の方は保健所までご相談ください。