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市長コラム 令和4年1月号

更新日:2022年1月1日更新 印刷ページ表示

 新しい年を迎え、これからぐっと冷え込む季節となります。待ち焦がれた春の訪れを告げる風物詩と言えば梅ですが、本市の月ヶ瀬梅林(月ヶ瀬梅渓)は今年で名勝指定100周年を迎えます。伝説によるとその昔、鎌倉時代末期に村人に助けられた園生姫(そのうひめ)という方が、紅花染めの発色剤として重宝される烏梅(うばい)の製法を伝えたことで、梅の植樹が一気に進んだと言われています。
 その月ヶ瀬で今年から新たなチャレンジが始まります。旧月ヶ瀬学校給食センター跡地に、全国で地方創生に取り組む一般社団法人Next Commons Lab(ネクスト・コモンズ・ラボ)との連携による「ワーケーション施設」がオープンします。この施設を拠点に、少子高齢化の進む東部地域の活性化や起業家を巻き込んだ社会課題の解決に着手します。岸田内閣においても新しい資本主義が掲げられていますが、持続可能な未来社会のデザインにつながるモデルを目指します。