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昨年から市が取り組んでいる新たな挑戦が「持ち運べる市役所」です。新型コロナウイルスの襲来により非接触型社会の実現が時代の要請となっていますが、わざわざ市役所に行かなくても手続きやサービスが提供できれば、みなさんの貴重な時間を無駄にせずに済むだけでなく、行政コストの低減にも大きくつながります。
既に出張所やサービスセンターで取り扱えるメニューの拡充にも取り組んでいますが、これからは極力パソコンやスマートフォン上で完結できるよう、順次新しい手法の導入に着手しています。
それに伴い、働き方も自ずと変わってきます。まずは隗より始めよということで、先月から私も庁内外の会議や事務的な打ち合わせをリモートで代替するようになりました。先日は、会長を務める奈良県市長会の定例会議も初めてリモートで開催。会場までの往復2時間が不要になる便利さと、参加者の反応が気になるもどかしさが綯い交ぜでしたが、生活のあらゆる場面で主流になると確信しました。