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食品ロスとは、本来食べられるのにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
世界では、人の消費のために1年間に生産される約40億トンの食料のうち、約13億トンが廃棄されています。
日本の食品ロスは、事業者から279万トン、家庭から244万トン排出されています。
これは国民1人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分に近いご飯を捨てているのと同じ量になります。
令和元年10月には「食品ロス削減推進法」が施行され、国全体で食品ロスの削減に取り組んでいます。
(農林水産省)日本の食品ロスの状況
令和4年度の組成分析調査では、家庭系の燃やせるごみのうち、全体の約4パーセント(約1,559トン)が食品ロスでした。
市ではこの食品ロスを含む生ごみの減量が大きな課題となっています。
組成分析についての詳細は下記のページをご確認ください。
家庭で捨てられやすい食品は、主食(ごはん、パン、麺類)が1位。
捨ててしまう理由は、「食べきれなかった(食べ残し」」が最も多いことが分かりました。
1位 主食(ごはん、パン、麺類)
2位 野菜
3位 おかず
1位 食べきれなかった
2位 傷ませてしまった
3位 賞味期限・消費期限が切れていた
その1 買いすぎない
その2 作りすぎない
その3 食べ残さない
宴会やパーティーで、お酒やおしゃべりに夢中になり、料理を残してしまった経験はありませんか。
お店がせっかく用意してくてくれた料理を、おいしく食べきるために、ちょっとした工夫をしてみましょう。
(環境省)3010運動普及啓発用三角柱POPダウンロード
食品を大量に買いすぎて食べ切れないときや、贈答品等が余ってしまう場合は、フードバンクや社会福祉協議会等が実施するイベントなどで、寄附することを検討してみましょう。
フードバンク奈良 ホームページ
どれほど気を付けていても、普通に生活している限り生ごみは出てしまうものです。
さらに一歩進んだごみ減量の取り組みとして、生ごみ処理機器を活用するものがあります。
市では、一般家庭から排出される生ごみの減量・堆肥化の促進を図るため、市民の皆さまが生ごみ処理機器を設置する場合に、購入費の一部を助成しています。
詳しくは下記のページをご確認ください。
生ごみ処理機器の購入助成
市廃棄物対策課職員が依頼校を訪問し、下記内容を含む食品ロス削減についての講話を、クイズや体験を通して行う出前講座です。
富雄南小学校での様子
児童によるアンケート結果
児童によるアンケート結果