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創造都市とは、地域固有の文化や資源を活かした、多種多様な表現に代表される創造的な活動が活発に行われ、その活動が新しい価値や文化、産業の創出や地域の活性化につながり、市民の暮らしの質や豊かさを高めていくという都市のあり方です。
都市が、21世紀に私たちが直面する環境問題や社会課題に対して、創造的な問題解決を行えるような「創造の場」であることを目指し、行政、芸術家や文化団体、企業、大学、住民などの連携のもと進められるものです。
世界の創造都市間の連携を推進するため、ユネスコ(国連教育科学文化機関)によって2004年「ユネスコ創造都市ネットワーク」が創設されました。
また、国内では、平成25年に「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)」が、創造都市の取組を推進する(または推進しようとする)地方自治体等、多様な主体を支援するとともに、国内及び世界の創造都市間の連携・交流を促進するためのプラットフォームとして設立されました。
奈良市では文化振興条例やその具体的な計画としての文化振興計画を策定し、文化による香り高いまちづくりの実現に向けて取り組んできました。
その中で平成25年、奈良市の文化政策や取り組みを、他の創造都市とのネットワーク化によって、より大きな視点から検証し、環境、教育、福祉など文化以外の様々な政策にも活かしながら取り組んでいくため、「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)」に加盟しました。
平成28年には「東アジア文化都市2016奈良市」を開催するなど、創造都市としての取組みを進めています。
創造都市ネットワーク日本ウェブサイト<外部リンク>
創造都市ネットワーク日本ウェブサイト/奈良市紹介ページ<外部リンク>