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奈良市では、美術館を開放し、子どもから大人まで現代芸術の展覧会を通して、日常の見え方や感じ方に変化を与える鑑賞体験を提案する「美術館オープンミュージアム・魅力発信プロジェクト」を実施しています。
「美術館ってなかなか普段行かないな…」というみなさんも、気軽に訪れて楽しんでいただける企画を考えています。
ぜひ奈良市内の美術館に足を運んでみませんか?

手のひら型のテーブルでレールをつなぐと町が現れ、吹き込んだ言葉が歩きはじめ、手を動かすと花が描ける。
今回、美術館の中にはそんな不思議な体験が広がっている。
日常や創作の中で見つけてきた「想像」をデジタル技術の力で「体験」にした作品展。
散策するように気軽に巡ってみよう。

pook(プック)は、デジタル技術とクラフトワークで様々なオリジナル作品をつくる本多大和のひとりスタジオ。
日常や制作の中で想像したストーリーと、仕掛けから発想したアイデアを、見る人の記憶に残るような“体験型展示”として形にしています。
【日時】2025年10月25日(土曜日)~11月30日(日曜日)午前10時~午後5時30分(入館は午後5時まで)
《休館日》10月27日(月曜日)、11月4日(火曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)、25日(火曜日)
【場所】奈良市美術館(奈良市二条大路南一丁目3番1号 ミ・ナーラ 5階)
【主催】奈良市、奈良市美術館(一般財団法人奈良市総合財団)
くわしくは奈良市美術館ホームページ<外部リンク>へ

神奈川県在住。デジタルコンテンツ開発を経験した面白法人カヤックから独立後、2018年4月頃からオリジナルの体験型アート作品の制作を本格的に開始。
「魔法の美術館(2018~)」「Museum Of The Moon(2022 / ドバイ)」など、国内外の展示施設・芸術イベントで展示経験を重ね、「第25回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品(2022)」「2021アジアデジタルアート大賞展 一般 /エンターテインメント部門 大賞(2021)」などを受賞。
pook ホームページ<外部リンク>
市民のみなさんが気軽に美術館に訪れてもらえるように、趣向を凝らした無料の展示作品鑑賞と、それにまつわる体験型のワークショップを開催しています。
また、地域の若手アーティストを起用し、アーティストのキャリア形成やアーティストと地域の関係づくりを図るプロジェクトです。
●展覧会「シルクロードの暮し ー絨毯、茶道そして建築」<外部リンク>
開催期間:令和7年7月29日(火曜日)~8月31日(日曜日)
東西交易の中心となったシルクロードの暮しや文化を体感。
建築模型や写真、ユネスコ世界遺産を中心に、シルクロード地域の生活が感じられるペルシャ絨毯、中国の古代茶道具の再現、正倉院模造宝物等を展示し、悠久の歴史を直接体験。

●永井秀幸 とびでる!錯覚3Dアート展<外部リンク>
開催期間:令和6年7月27日(土曜日)~8月25日(日曜日)
2次元<平面>のアートが3次元<立体/3D>になって目の前にとびだす、永井秀幸のふしぎワールド、ついに奈良に登場!

●妖怪POP 妖怪書家 逢香展<外部リンク>
開催期間:令和4年7月16日(土曜日)~8月21日(日曜日)
妖怪書家 逢香がキャラクターデザインと題字を担当した『妖怪ウォッチ』シリーズ「黒い妖怪ウォッチ」と、題字と全13話サブタイトルを担当した「メガトン級ムサシ」の作品展示等を実施。書と書画が織りなす、妖怪書家、逢香の世界観を紹介。
