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フグの混入に注意してください

更新日:2023年2月10日更新 印刷ページ表示

令和3年、令和4年に東海地方のスーパーで販売された小魚(ちりめんじゃこ、シラス干し、豆あじ)の中に毒性のあるフグの幼稚魚が混入する事例がみられました。平成26年には、奈良市内でもちりめんじゃこにフグの稚魚が混入する事例が発生しています。

市民の皆さまにつきましては、誤って食べることがないようご注意ください!

                                     平成26年奈良市内のスーパーでちりめんじゃこに混入していたフグの稚魚 (写真)平成26年奈良市内の販売店でちりめんじゃこに混入していたフグの稚魚

  1. 事業者の皆さまへ
    魚介類の小分け包装をする際は、魚種の目視検品を必ず行い、複数の従業員で対応する等により、確実な選別を行ってください。
  2. 消費者の皆さまへ
    フグは、猛毒のフグ毒テトロドトキシンを持っていることから、喫食すると、重症の場合には死に至る可能性があります。
    購入した魚介類を調理または喫食する前に、違う種類の魚が混入していないことを確認してください。
    フグの混入を発見した場合は、保健所まで連絡をくださるようお願いします。

過去(平成26年8月~9月)に発生した小魚(豆あじ等)へのフグの混入事例

発生年月日 発生場所 概要 販売数量 販売店による回収対応 混入したフグ
8月16日 横浜市内のスーパー 「豆あじ」パック詰め品の購入者が調理時にフグの混入を発見 48パック シロサバフグ
8月26日 大分市内のスーパー 「豆あじ」パック詰め品の販売店が販売時にフグの混入を発見 22パック シロサバフグ、コモンフグ
8月27日 千葉市内のスーパー 「小あじ」パック詰め品の購入者が調理時にフグの混入を発見 8パック 種類不明のフグ
9月2日 大分市内のスーパー 「豆あじ」パック詰め品の購入者が調理時にフグの混入を発見 13パック シロサバフグ
9月2日 京都府内のスーパー 「豆あじ」パック詰め品の購入者が調理時にフグの混入を発見 7パック 種類不明のフグ
9月2日 新潟県内のスーパー 「豆あじ」パック詰め品の購入者が調理時にフグの混入を発見 11パック 種類不明のフグ
9月25日 奈良市内の販売店 「ちりめんじゃこ」パック詰め品の購入者が使用時にフグの混入を発見 約40パック サバフグ

 上記の事例において健康被害の発生はありません。

ふぐの中毒症状

 食後20分から3時間程度の短時間で、しびれや麻痺症状が現れます。麻痺症状は口唇から四肢、全身に広がり、重症の場合には呼吸困難で死亡することがあります。

関連情報

  1. 自然毒のリスクプロファイル:魚類:フグ毒(厚生労働省)<外部リンク>
  2. フグの混入にご注意ください(チラシ:写真有)(農林水産省)<外部リンク>
  3. フグの衛生確保について(昭和58年12月2日付け環乳59号)(厚生労働省)<外部リンク>

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