本文
新型コロナウイルス感染症の流行期における給食施設の対応事例
更新日:2021年7月28日更新
印刷ページ表示
新型コロナウイルス感染症の流行期における給食施設の対応事例
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、給食管理業務および栄養管理業務が日々変化していくなかで、対応に苦慮しているとの声をお聞きします。次のホームページで参考となる対応事例が示されておりますので、業務にご活用ください。
給食管理業務および臨床栄養業務における対応事例(公益社団法人日本栄養士会)<外部リンク>
日常業務に加え施設で定めた感染予防ルールに基づき、関係者全員で実施されるようお願いします。
本市の特定給食施設における対応事例
令和3年度奈良市特定給食施設等研修会の報告書に記載のあった対応事例を参考として随時掲載しますので、施設に応じた感染防止対応をお願いします。
区分 | 項目 | 対応事例 | 施設種 |
---|---|---|---|
栄養管理 | 栄養指導 | 集団の栄養指導は中止、個別栄養指導は感染対策を講じて実施中。個別栄養指導は感染リスクと患者負担の低減のため通院時にあわせて指導している。栄養指導室はなるべく広い部屋を使用することで3密を回避。 | 病院 |
栄養管理 | 栄養管理委員会 | 書面により開催。 | 病院 |
給食管理 | 食器、残食処理 |
COVID-19陽性患者及び疑似症例患者に対し、ガイドライン上では通常食器可となっているが、トレー以外ディスポ食器を使用中。調理員が厨房から配膳車にてエレベーターホールまで移動、その後は病棟看護師が配膳。食後、残飯・ディスポ食器は感染性廃棄物として病棟で廃棄。トレーは病棟で消毒し、袋に入れた状態で下膳、洗浄室で次亜塩素酸ナトリウムにて浸漬後、通常洗浄し乾燥させる。 |
病院 |
給食管理 | 食事提供 | 食事前は利用者全員にアルコールによる手指消毒をし、食事後はテーブルもアルコール消毒に努めている。 | 特別養護老人ホーム |
給食管理 | 食事提供 | なるべくワンプレートによる個別配膳を行い、各クラスへ提供する。 | こども園 |
給食管理 | その他職員 | 感染リスクを減らすため、調理スタッフ以外の職員や介護職員、事務員の厨房への立入を制限した。 | 有料老人ホーム |
その他 | 感染防御 | 検温を2回(自宅及び出勤時)実施。 | 介護老人保健施設 |
その他 | 感染防御 | 食事の提供に関して新型コロナウイルス感染症蔓延前後に変えたことはなく、一貫してノロウイルス対策に努めることで、新型コロナウイルス対策としても対応している。また、施設全体でテーブルやドアノブ等のアルコール消毒を時間を決めて毎日2回行っている。 | 有料老人ホーム |
その他 | 感染防御 | マスク着用、手洗い励行、器具類消毒の徹底、健康状態・体温チェック、(感染状況や必要に応じて)行動範囲の申告等を実施。 | 有料老人ホーム |