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子ども・子育て支援新制度について
子ども・子育て支援新制度とは
子ども・子育て支援新制度とは、一人一人の子どもが健やかに成長することができる社会を目指して、平成24年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」に基づき、幼児期の学校教育・保育や、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進することを目的とした取り組みです。
新制度は、消費税の引き上げによる増収分の一部等を財源として、子ども・子育て支援を充実させることになっており、平成27年4月から全国的にスタートしました。
子ども・子育て支援新制度の概要
新制度では、以下の取り組みが全国的に進められます。
質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供
幼稚園と保育所の良さをあわせ持つ「認定こども園」の普及を進めます。
奈良市の現在の取り組みで言うと
- 現在、市立幼稚園と市立保育所は、「奈良市幼保再編基本計画及び実施計画」に基づき、幼保連携型認定こども園設置に向けた統合・再編を進めています。
- 市立こども園については、「幼稚園と保育園を一体化した”市立こども園”ってなに?」をご覧ください。
保育の量的拡大・確保
待機児童の解消のため、保育の受入れ人数を増やすとともに、子どもが減少傾向にある地域の保育を支援します。
奈良市の現在の取り組みで言うと
- 保育所については、私立保育所の新増設を行っているほか、小規模保育事業も実施しています。
- 幼稚園においても、市立私立問わず、預かり保育を実施しています。
地域の子ども・子育て支援の充実
幼稚園や保育所等を利用している家庭だけが対象ではなく、子育ての相談や一時預かりの場を増やすなど、地域の子育てを一層充実させます。
奈良市の現在の取り組みで言うと
- 子育て中の保護者やその子どもが身近な場所で交流できるように、地域の中で、「地域子育て支援センター」をはじめとする「子育て広場」を開いています。
- その他、一時預かりやバンビーホーム、こんにちは赤ちゃん訪問などが対象となります。
より詳しい内容については、国(内閣府)のホームページ及びリーフレットをご覧ください。
- 内閣府ホームページ「子ども・子育て支援新制度」＜外部リンク＞
- 内閣府リーフレット「子ども・子育て支援なるほどBook」＜外部リンク＞
新制度に向けた奈良市の取り組み
(1)子ども・子育て会議を設置して審議を進めました
平成25年5月に「奈良市子ども・子育て会議」を設置しました。この会議では、学識経験者や子育て支援に携わっている事業者のほか、現在子育て中の保護者の方等、幅広い分野からのご意見をお聴きしながら、新制度に向けた準備を進めました。
(2)子育てに関するニーズ調査を実施しました
新制度の本格実施に向けて、平成27年度から5年間を計画期間とする事業計画を策定するにあたり、子育て中の保護者の方にご協力いただき、ニーズ調査を実施しました。
「子ども・子育て支援新制度に向けたニーズ調査へのご協力ありがとうございました」
(3)今後の事業計画を策定・公表しました
奈良市の今後の子ども・子育て支援の取り組みをまとめた事業計画(平成27年度～31年度)について、ニーズ調査の結果を活用するとともに、パブリックコメントの手続を経て、平成27年3月に策定しました。
奈良市子ども・子育て支援事業計画「奈良市子どもにやさしいまちづくりプラン」
関連情報
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