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後期高齢者精神障害者医療費助成制度
対象者
奈良市に住所を有する方(原則、住民票がある方)で、次のいずれにも該当する方
- 精神障害者保健福祉手帳1・2級をお持ちの方
- 後期高齢者医療制度被保険者
- 生活保護を受給されていない方
- 奈良市福祉医療制度(重度心身障害者老人等医療費助成)を受給されていない方
※住所を入院先の病院・診療所にしている方は、対象外となる場合があります。
➣国民健康保険、社会保険等に加入されている75歳未満の方は、一般精神障害者医療費助成制度をご覧ください。
助成内容
全診療科の入院及び通院(精神通院含む)の保険診療分が対象です。保険診療分にかかる医療費の自己負担分のうち、次の一部負担金を除いた額を、約4ヶ月後に指定された口座へ振り込みで助成します。
一部負担金
通院 | 1医療機関ごとに月500円 |
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入院 | 1医療機関ごとに月1,000円(14日未満の入院は月500円) |
調剤薬局 | 一部負担金はありません |
※一部負担金は1医療機関につき、ひと月ごと(1レセプトごと)に発生します。
※診断書作成料、差額ベッド代、予防接種など保険適用外の医療費や、入院時の食事代、生活療養費に係る標準負担額などは助成対象外です。
※総合病院の場合は、医科と歯科ごとに一部負担金が発生します。
※訪問看護の一部負担金は500円です。
※窓口での支払いが1ヶ月で500円までの場合は、その額が一部負担金です。その場合、当該医療機関分についての助成額はありません。
※高額療養費が後期高齢者医療広域連合から支払われる場合は、自己負担額から一部負担金及び高額療養費を除いた額が振り込まれます。
※医療機関等の窓口での自己負担額は10円未満を四捨五入し端数処理されていますが、医療費助成の明細は診療報酬点数に基づき金額が算出されているため、実際のお支払い額と助成額に数円から数十円の差額が生じる場合があります。
受給資格の申請に必要なもの
申請後、認定通知書を送付します(受給資格証はありません)。また、住所、氏名、加入医療保険、口座に変更がありましたら、すみやかに届け出てください。
- 8号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費受給資格認定(更新)申請書」 [PDFファイル/101KB]
【記入例】8号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費受給資格認定(更新)申請書」 [PDFファイル/250KB] - 精神障害者保健福祉手帳1・2級の写し
- 加入医療保険の資格情報がわかるもの 例)資格確認書、資格情報のお知らせ等
- 金融機関の口座番号等がわかるもの(初回及び変更がある場合)
助成方法
医療機関(訪問看護・調剤薬局含む)を受診する際、通常通り窓口で「マイナ保険証又は資格確認書」を提示してください。保険診療にかかる自己負担分のうち、一部負担金を除いた額が、診療月の約4ヶ月後に指定された口座に自動的に振り込まれます。
※自立支援医療(精神通院医療)の認定を受けておられる方は、指定医療機関で受診される際は、必ず「自立支援医療受給者証(精神通院)」及び「自己負担上限額管理票」も併せて提示してください。
- 振り込み日は18日です。(土・日・祝日の場合は、前倒しになります)
- 通帳には「ナラシイリヨウコウキ」と記載されます。
- 医療費助成は原則自動償還払いとなります。ただし、「手帳1級・2級を取得~資格取得の申請をするまで」の期間については、医療費の請求データが確認できませんので、障がい福祉課で領収書による請求手続きが必要となります。(申請は郵送でも可能です。)
- 請求権は、医療機関でのお支払日の翌日から5年経過すると時効となります。
- 他府県の後期高齢者医療に加入している方は、すべて領収書による請求手続きが必要です。
領収書による請求手続きに必要なもの(※申請は郵送でも可能です)
- 5号様式「奈良市(一般・後期高齢者)精神障害者医療費助成金交付請求書」 [PDFファイル/110KB]
【記入例】5号様式「奈良市(一般・後期高齢者)精神障害者医療費助成金交付請求書」 [PDFファイル/302KB] - 領収書(受診日・受診者名・金額・保険点数がわかるもの)
- 加入医療保険の資格情報がわかるもの 例)資格確認書、資格情報のお知らせ等
精神障害者保健福祉手帳の更新について
障害者医療費受給資格の有効期限は、精神障害者保健福祉手帳(1・2級)の有効期限までとなります。
手帳の更新手続きが可能な時期(有効期限の3ヶ月前)になりましたら、まず、早めに手帳の更新手続きを行ってください。手帳の交付決定後、更新された手帳の等級が1・2級で医療費助成の対象となる方に、障がい福祉課から受給資格の更新申請のご案内をいたします(手帳の交付決定通知とあわせて申請書類を送付いたします)。その後、申請書類をご提出いただきましたら、受給資格認定される流れとなります。
なお、手帳の更新手続き中に受給資格の有効期限が切れてしまった方で、さかのぼって受給資格が更新された場合は、その間支払われた医療費について、後から領収書による請求手続きをしていただくことで医療費の助成が受けられます。医療機関等の領収書は大切に保管しておいてください。
また、更新された手帳の等級が3級又は不承認の場合には、本制度の対象外となります。ただし、自立支援医療(精神通院)の支給認定を受けている方は、自立支援医療受給者証(精神通院)に記載されている医療機関受診分については、精神通院精神障害者医療費助成制度の対象となります。
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- 8号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費受給資格認定(更新)申請書」 [PDFファイル/101KB]
【記入例】8号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費受給資格認定(更新)申請書」 [PDFファイル/250KB] - 11号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費助成金変更届」 [PDFファイル/99KB]
【記入例】11号様式「奈良市後期高齢者精神障害者医療費助成金変更届」 [PDFファイル/243KB] - 5号様式「奈良市(一般・後期高齢者)精神障害者医療費助成金交付請求書」 [PDFファイル/110KB]
【記入例】5号様式「奈良市(一般・後期高齢者)精神障害者医療費助成金交付請求書」 [PDFファイル/302KB]