ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 東部出張所 > 令和6年度「奈良市版自分ごと化会議 in 東部」を開催しました

本文

令和6年度「奈良市版自分ごと化会議 in 東部」を開催しました

ページID:0217019 更新日:2025年4月4日更新 印刷ページ表示

「Local Coop大和高原プロジェクト」の推進に向け、奈良市版自分ごと化会議を開催しました

奈良市東部地域では、少子高齢化・人口減少によって引き起こされる様々な地域課題に向き合い、地域住民の共助・互助の力を活用して、持続的に地域の豊かさが受け継がれ、住民ひとり一人の生活の質(暮らしやすさ・幸福感)が向上する社会の構築を目指しています。
この構想の実現に向けて、行政・民間企業・住民のそれぞれの立場を超えて連携し、実装を図る「Local Coop大和高原プロジェクト」を実施しています。

これを受け、奈良市及び一般社団法人Local Coop大和高原は「Local Coop大和高原プロジェクト」の推進のため、地域住民が身近な問題や地域の未来などを自分ごととして考え、意見を出すことができる機会を創出することを目的に「奈良市版自分ごと化会議」を東部地域で開催しています。

 

令和6年度は、「わたしたちの地域と観光について考える ~地域の魅力で人を呼ぼう~」をテーマに、人口減少や少子高齢化に伴う「担い手不足」という課題に対し、地域外からの交流人口や関係人口を巻き込む方法について議論を重ねました。

そして、具体的なアクションとして参加者から3つの宣言がなされました。

これらの宣言に基づき、参加者同士で既に具体的なアクションも開始されており、東部出張所でも東部地域への誘客事業である「さとやま体験事業」に、地域の多くの方々からご協力をいただけるよう進めていきます。

ロゴ

参加者からの宣言

宣言1:私たちの日常の体験や、自分たちも楽しめるイベントに、地域外の人を巻き込んでいこう

私たちが生活する中で日常的に行っているしめ縄作り、焼き芋体験、農機具の修理、草刈りなどを、「さとやま体験事業」として地域外の人々に提供したり、自分たちが楽しめるイベントを企画・開催して地域外の人々にも参加してもらうことで、東部地域をより活気ある場所にしていきます。

 

宣言2:地内にもさとやま体験事業の情報発信を強化していこう

東部地域には既に様々な魅力が存在し、「さとやま体験事業」のように地域外へ発信する機会も存在しています。こうした機会を活かすためにも、地域住民同士の情報共有、情報発信を強化し、より多くの住民と一緒に一体となって東部地域を盛り上げていきます。

 

宣言3:具体的な動きをつくるためにも、地域の人同士で繋がり合おう

新しいイベントや企画を行う上で、地域住民同士のつながりが不可欠です。担い手不足が深刻化する今だからこそ、改めて地域の人同士の連携を強化していきます。​

 

令和6年度 自分ごと化会議 in 東部 報告書 [PDFファイル/2.47MB]

会議の様子

​令和6年度 自分ごと化会議 in 東部 の様子

開催の概要

会議のテーマ

「わたしたちの地域と観光について考える ~地域の魅力で人を呼ぼう~」


東部地域の豊かな自然とコミュニティをこれからも継承していくために「地域と観光」について考えます。
皆さまの住む「地域」とは無関係にも見える「観光」ですが、実は地域活性化や文化継承につながっています。
参加者の皆さまの意見をヒントに、東部地域全体の魅力向上と誘客を目ざします。


※東部出張所では、東部地域の豊かな自然と住民の皆さまとの交流を生かした観光振興事業「さとやま体験事業」を進めています。
来年度には大阪・関西万博の開催も予定され、本会議を通して地域住民の皆さまと共に地域資源の掘り起こしや呼び込みの検討を進めていきます。

開催日時

 
回数 日時 場所 会議内容
第1回

10月19日(土曜日)
13時30分~16時30分

旧柳生中学校
(奈良市柳生町 212-2)

・東部地域の現状と取り組み
・ローカルコープ構想について
・自分ごと化会議について
・議論1:東部地域の好きなところや魅力
・議論2:好きなところを残すために、どのようなことができるか

第2回 11月30日(土曜日)
13時30分~16時30分
東里地域ふれあい会館
(奈良市須川町 776)

・さとやま体験事業の説明
・議論1:さとやま体験事業を改善していくために何ができるか

第3回 12月21日(土曜日)
13時30分~16時30分
興東公民館狭川分館
(奈良市下狭川町 3109-2)
​・議論1:さとやま体験事業の中で、自分だったら何ができるか
・議論2:具体的な動きとして何をしていくか
第4回 1月26日(日曜日) 
9時00分~12時00分
田原公民館
(奈良市茗荷町 1078-1)

・報告書(案)について
・議論1:わたしのアクションプラン

参加者

無作為に抽出し、参加案内を送付した数:1,063件
会議に参加した方(応募率):26名(2.4%)

自分ごと化会議とは

子育て、介護、防災など身近な問題や地域の未来などについて、政治や行政任せにせずに、地域住民自らが自分ごととして考え、意見を出し合う会議で、一般社団法人構想日本が全国で実施しているものです。
会議参加者は、従来の公募や行政が指名する方法では参加しなかった、政治・行政と縁の少なかった人や参加を躊躇していた人など、幅広い参加が期待できることから無作為に選んで参加を依頼します。
住民同士が対話を行うもので、シナリオを一切作らずに住民の生活実感を入口に会議を進めます。

今年度の奈良市における自分ごと化会議の特徴

過去の自分ごと化会議では、地域住民の意見を聞き、会議の場を回す役割を持つ''ファシリテーター''を一般社団法人構想日本が担っていましたが、今年度はこのファシリテーターの役割を奈良市職員が担います。


これにより、地域住民による自分ごと化会議の自走化を図り、かつ、奈良市職員が果たすべき役割や求められる価値観、職務姿勢、能力などについて規定している「奈良市人材育成ビジョン」で掲げている''市民共創型のまちづくりの実現''を目指します。

一般社団法人構想日本

■一般社団法人構想日本(代表理事:加藤秀樹)
 「『実現』する政策シンクタンク」として、提言だけでなく実現を重視し、医療、教育、財政などの分野を超えて横断的に活動している。また政治家やNPO、メディアなどに働きかけ、何年かかっても実現させることに注力している。

■主な活動内容
 政策実現・自分ごと化会議・行政事業データベース(JUDGIT!,Jレビュー)・ふるさと住民票・JIフォーラム

■自分ごと化会議の実績(令和6年8月時点)
 ・実施した自治体数:157自治体
 ・実施した回数:357回(政府1回)
 ・住民に送った依頼状数:約30万通
 ・参加者数:約11,000人

奈良市におけるこれまでの自分ごと化会議

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)