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奈良市人材育成ビジョン
奈良市人材育成ビジョン
策定の目的
近年は「 VUCA 」 という言葉でも表されるとおり、価値観の多様化などにともない社会における課題が複雑化しているだけでなく、災害や感染症の発生など、予測を立てることが難しい不確実な事象が数多く起こり、社会情勢の変動が激しくなってきています。
さらに奈良市は、長い歴史や自然が息づく文化都市であり、世界中の人たちを迎える観光都市でもあり、時流を意識した対応・対策を日々迫られてもいます。
いわば前例のない事象・事態に、次々と対応していかなければいけない状況。そのなかでも揺らぐことなく市民の期待に適切に応えられる人材となるための道しるべとして、未来を担う職員が自身の成長やキャリアについて考え、自身の働き方について見つめなおす際の手がかりとして、本ビジョンをここに定めます。
奈良市の職員はいったいどのような働きをすればいいのか。果たすべき役割や求められる価値観、職務姿勢、能力などについて規定したのが、この人材育成ビジョンです。
人材育成ビジョンの役割
- 人材育成が、まちづくりに欠かせない活動であり、全庁的かつ総合的に取り組む必要があることを明確に示します。
- 人材育成を図るには、市長をはじめ、市幹部層のリーダーシップと各職員の自発的な取組が重要であることを明確に示します。
- 奈良市職員としての行動指針を示します。
- 人材育成のプランや制度、人材育成を取り巻く人事施策を示します。
奈良市人材育成ビジョンでは、職員がめざすべき仕事の本質として「職員パーパス」と行動の道しるべとなる「行動指針」、職員のための人材育成プランや制度等の人事施策を示し、このビジョンに基づいて人材育成を進めてまいります。