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11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
夫・パートナーからの暴力、性犯罪、売買春、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為等女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。
「女性に対する暴力をなくす運動」はその取組の一つであり、内閣府その他の男女共同参画推進本部構成府省庁が主唱し、平成13年から実施しているものです。
毎年11月12日から11月25日(女性に対する暴力撤廃国際日)までの2週間を運動期間とし、国、都道府県、各市町村においてさまざまな関連行事や取組を行っています。
奈良市においては、令和4年度より「奈良市男女共同参画計画(第3次)」を策定し、基本方向の一つに「暴力のない安心安全な社会作り」を挙げ、配偶者暴力等の根絶のための予防啓発や被害者支援を行っています。
11/18~11/22 女性に対する暴力をなくす啓発パネル展示を実施しています
場所:奈良市役所北棟1階連絡通路
パネル展では、「デートDV」について、一条高等学校のみなさんが考えた感想も紹介しています
一条高等学校2年生 7学級 約280名を対象に、
保健の授業で「デートDV啓発動画」を視聴いただきました。
パネル展示でデートDVについて感じたことや考えたことを、一部ご紹介しています。
出典:〈あなたは大丈夫?考えよう!デートDV〉(法務省人権擁護局/公益財団法人人権教育啓発推進センター)
デートDVとは・・・
カップル間で起こる暴力で、
「愛しているなら、相手が自分の思いどおりになるのが自然」と考え、コントロールしようとする態度や行動のことをいいます。殴る、蹴るだけでなく暴言など暴力の種類はさまざまです。どの暴力もこころとからだを傷つけます。
〈DVや性暴力の悩み、受けとめてくれる人がきっといる。〉
奈良市配偶者暴力相談支援センターでは、配偶者・パートナーからの暴力について、
専門の相談員が相談に応じています。
・物を投げつける
・大声で怒鳴る
・壁や机を殴ったり蹴ったりして威圧する
・「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う
・いやがっているのに性行為を強要する
これらの行為はすべて「暴力」です。
被害者は、これらの行為についてDVだと認識できず相談が遅れ、被害が拡大する恐れがあります。
●奈良市配偶者暴力相談支援センター(奈良市DV相談ダイヤル)
【電話番号】0742-93-3150
【相談時間】月~土曜日 10時00分~12時00分、13時00分~16時00分
※性別は問いません。
※緊急の場合は110番通報をしてください。
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