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給食で使用している奈良市産の青ねぎについて

ページID:0218093 更新日:2024年11月22日更新 印刷ページ表示

給食で使用している奈良市産の青ねぎについて

青ねぎの畑について

 学校給食での地産地消を進めるため、奈良市では令和6年度9月から「奈良市産の青ねぎ」を月に2回使用しています。奈良市の給食で一日に使用する青ねぎは約90kgです。奈良市内で青ねぎを栽培している農家の浦和さんにお話を伺いました。

奈良市産の青ねぎの畑

奈良市産の青ねぎの畑②
青ねぎ畑の様子(9月)

 浦和さんの青ねぎ畑の広さは、全てを合わせると約1ha(10,000平方メートル)にもなるそうです。こんなに広い畑で基本的におひとりで栽培されています。機械を使用するのは土おこしのみで、京都の種屋から仕入れた九条ねぎの種をハウスで育てて苗にし、「手植え」「手刈り」で栽培しているそうです。丁寧に手作業で栽培、収穫してくださっています。

青ねぎの苗(育つ前)
青ねぎの苗

青ねぎの苗(育った後)
少し育った青ねぎの苗

青ねぎを栽培する中で苦労していること

 青ねぎを栽培する中で、「雑草」「獣害」「気候」の3つに苦労されているとのことです。
 畝と畝の間に雑草が生えるため、その処理が大変なのですが、安全なものを作りたいという思いから、除草剤は使用していないそうです。「安全なものを作っているので、子どもたちにも安心して食べてほしい」とこだわりを話してくださいました。
 雑草のほかに、畑を荒らす動物にも苦労されています。鹿や猪などの動物が畑に入ってしまうため、周りを柵で囲って対策しているそうです。
 そして最後は、作物の栽培に大きく影響を与える気候です。気温が高すぎると青ねぎは伸びないので、今年は夏の厳しい暑さにかなり悩まされたそうです。

青ねぎを作る浦和さんの思い

 「青ねぎ作りは苦労の連続ですが、綺麗なものができると嬉しい」とやりがいを話してくださいました。浦和さんが作る青ねぎは「九条ねぎ」という種類なので、子どもたちにもその良さを感じてもらえたら嬉しいとのことです。また、安全なものを提供しているので、安心して食べてほしいと学校給食への思いも話してくださいました。

R6.10.7 ご飯・牛乳・あさりのしぐれ煮・豚肉の甘酢炒め・じゃがいものみそ汁
(奈良市産青ねぎを使用したじゃがいものみそ汁)