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郷土料理「奈良の雑煮」
小学校A班:1月13日(水曜日) B班:1月12日(火曜日)
中学校D班:1月13日(水曜日) E班:1月12日(火曜日)
●献立● 麦ご飯・牛乳・炒り鶏・奈良の雑煮・ごまめ
↑小学校配膳写真
新年を祝う正月料理は、奈良の雑煮です。雑煮の中の餅を取り出し、あべかわ餅のようにきな粉をつけて食べます。
丸餅は丸く一年を過ごせるように、きな粉の黄色は米の豊作を願う意味が込められています。
大きな釜で乾煎りしてごまめが作られます。お節料理では、ごまめも田作りも同じで重箱の一の重に入れられます。
昔、いわしが田の肥料として使われていたので、五穀豊穣を祈願しています。
※奈良市の学校給食が農林水産省のwebマガジン「aff」の『ふるさと給食自慢』で紹介されました!
奈良市産米の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:1月25日(月曜日) 中学校:1月25日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・奈良あえ・飛鳥汁・野菜ふりかけ
奈良県産の食材として【米】【大根】【水菜】を使っています。
↑小学校配膳写真
奈良和えはぜんまい・かんぴょう・干しいたけなどの乾物と人参・こんにゃく・油揚げなどの材料に下味をつけ、刻んだ奈良漬と合わせた精進料理です。奈良は銘酒の産地で酒粕に塩漬けしたウリなどの野菜をつけ込み保存食・香の物として食されていました。その歴史は古く正倉院の文書や、平城京長屋王の屋敷跡地から出土した木簡にも記録が残されています。
学校給食は明治22年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。戦後食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開の声が高まるようになり、昭和21年米国のLARA(アジア救済公認団体)から物資の寄贈を受けて、12月24日に東京都内の小学校で贈呈式が行われ給食が再開されました。冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「給食週間」として給食感謝の日と定めています。今日、学校給食は子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。(文部科学広報より抜粋)
奈良市では、学校給食への理解と関心が深まる機会となるように、この週間中、郷土料理や特産品・地場産物などを取り入れた献立を実施します。
小学校:A班27日(水曜日)・B班26日(火曜日) 中学校:D班27日(水曜日)・E班26日(火曜日)
●献立● 減量麦ご飯・牛乳・吉野くずのあんかけうどん・高菜ちりめん
奈良県産の食材として【米】【吉野くず】【青ねぎ】を使っています。
←小学校配膳写真
↑吉野葛 葛を水で溶きうどんに加える ↑青ねぎ
小学校:A班29日(金曜日)・B班28日(木曜日) 中学校:D班29日(金曜日)・E班28日(木曜日)
●献立● 麦ご飯・牛乳・さんまの梅煮・煮びたし・にゅうめん
奈良県産の食材として【米】【梅ペースト】【青ねぎ】地産品【節そうめん】
↑中学校配膳写真 梅ペースト 節そうめん
そうめん 奈良市では、地場産品の三輪そうめんを使用しています。そうめんの歴史を辿ると、奈良時代に唐(中国)から伝わった「索餅(さくべい)」がもとになったと言われます。索餅は米の端境期の保存食としても食べられており、桜井市の大神神社では飢饉や疫病の救済のために三輪の地に小麦を育て、そうめんが作られたと言い伝えられています。