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令和7年度は令和4年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、九州・沖縄地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。5月は茨城県でした。
小学校:5月19日(月曜日)、中学校:5月19日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・わかさぎフライ・煮合い・ふのみそ汁・さつまいもチップス(中学校のみ)
(中学校給食より抜粋)
「わかさぎフライ」
茨城県の漁獲量は全国トップクラスで、わかさぎの名産地でもあります。わかさぎは、骨まで丸ごと食べることができるため、不足しやすいカルシウムを補うことができます。今回は、子どもたちに人気のフライにして提供しました。
「煮合い」
「煮合い」は、茨城県の郷土料理です。茨城県は全国有数の野菜の生産地で、煮合いには、ごぼうや茨城県の特産品であるれんこんなどが使われます。野菜と調味料の水分だけで仕上げるのが特徴です。味付けには、しょうゆやみりん、酢を使います。酢を使うことで日持ちがするため、冠婚葬祭等の特別な場面だけでなく、日常的にも食べられています。
奈良の地場産物や郷土料理を取り入れた「古都ならの日」の献立です。
小学校:5月26日(月曜日)、中学校:5月26日(月曜日)
●献立● ご飯・さばの梅煮・豚肉の五徳みそ炒め・にゅうめん
(小学校給食より抜粋)
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】、【梅ペースト】、【玉ねぎ】、【青ねぎ】を使用しました。
「五徳みそ」
「五徳みそ」は、奈良時代に中国から伝わったとされています。米こうじを多く使って仕込むため、まろやかでほんのり甘い味わいが特徴です。
「さばの梅煮」
奈良市の月ヶ瀬地区は、梅の産地として有名です。梅の実に含まれるクエン酸には、食欲を増進させ、疲労を蓄積しにくくする働きがあります。
小学校:A班:5月2日(金曜日)、B班:5月1日(木曜日)
中学校:D班:5月2日(金曜日)、E班:5月1日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・さわらの甘辛だれ・たけのこご飯の具・わかめのみそ汁・柏餅
(小学校給食より抜粋)
「さわらの甘辛だれ」
さわらは、産卵期である春から初夏にかけて瀬戸内海を回遊することから「春を告げる魚」と呼ばれ、関西では春が旬とされています。出世魚でもあり、幼魚は「さごし」、成長すると「やなぎ」、さらに大きくなると「さわら」と呼び名が変わります。身が柔らかく上品な味わいが特徴です。今回は、さわらを油で揚げ、甘辛く味付けたたれに絡めて提供しました。子どもたちからも食べやすい、美味しいと好評でした。
「柏餅」
端午の節句では、ちまき、べこ餅等、地域によって様々な菓子が食べられています。その中でも柏餅は全国的に食べられています。柏の葉は新芽が育つまでに落ちないことから、家系が絶えないという縁起を担いで、子孫繁栄の願いを表しているとされています。
小学校:A班:5月14日(水曜日)、B班:5月13日(火曜日)
中学校:D班:5月14日(水曜日)、E班:5月13日(火曜日)
●献立● ご飯・牛乳・タコライス・ボイルキャベツ・スーミータン・スライスチーズ
(小学校給食より抜粋)
「タコライス」
「タコライス」は、メキシコ料理のタコスの具(ひき肉、レタス、トマト、チーズなど)をごはんの上にのせて食べる沖縄県発祥の料理です。給食では、ひき肉の味付けは辛さを抑え、子どもたちが食べやすいように工夫しています。ボイルキャベツやスライスチーズも添え、子どもたちが自分でごはんの上にのせて食べました。残食も少なく、子どもたちから好評でした。