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奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:4月15日(月曜日) 中学校:4月15日(月曜日)
●献立● ご飯・いわしフライ・きらずの煮物・奈良なめこのみそ汁・ミニたい焼き(中学校のみ)
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】【豆腐】【なめこ】を使用しました。
「奈良なめこのみそ汁」
今回の給食で使用したなめこは、吉野郡十津川村上湯川地区で作られています。十津川村は、面積が日本で一番大きな村で、温泉地としても有名です。上湯川は、すぐそばに谷川が流れ、湿度が高く、きのこ栽培にとても適しています。
なめこは収穫時期により、種類が異なります。1番採りの「足付なめこ」は木のおがくずに種菌を植えて育てます。2番採りの「ひらきなめこ」は一度収穫したおがくずを、菌自らの力で溶かして栄養分に変えて育てます。かさが大きいのが特徴です。今回の給食では最初に収穫する「足付なめこ」を使用しています。
「きらずの煮物」
「きらず」はおからのことで、豆乳を絞った後に残る大豆の皮や繊維です。切らずに料理できることから、「きらず」と言われています。子どもたちは「食べてみると美味しい」と喜んで食べてくれました。
令和6年度は令和4度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。4月は和歌山県でした。
小学校:A班:4月26日(金曜日) B班:4月25日(木曜日)
中学校:D班:4月26日(金曜日) E班:4月25日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・さば飯の具・すろっぽ・ふのみそ汁
(中学校給食より抜粋)
「さば飯の具」
みかん栽培が盛んな和歌山県那賀地方では、みかんの収穫が終わると、みんなでさばの炊き込みご飯を食べます。海から離れている地域なので、塩さばを使うのが特徴です。
「すろっぽ」
小学校:A班:4月23日(火曜日) B班:4月24日(水曜日)
中学校:D班:4月23日(火曜日) E班:4月24日(水曜日)
●献立● 黒糖パン・牛乳・フランクフルトのケチャップあえ(中学校のみ)・春キャベツと新じゃがのシチュー・ごぼうサラダ
(小学校給食より抜粋)
「黒糖パン」
黒糖パンは「白糖」の代わりに「黒糖」を使ったパンです。黒糖はさとうきびの絞り汁をそのまま煮詰めているので、カリウム・カルシウム・鉄分を含み、コクのある甘みでパンがとても美味しくなります。子どもたちは久しぶりの黒糖パンを美味しく食べてくれました。
「春キャベツと新じゃがのシチュー」
だ円形で葉が硬くしっかり詰まっている冬キャベツに比べ、春キャベツは少し小さめの丸形で、巻きがゆるくふんわりとしています。そして、葉はシャキシャキと食感があるのが特徴です。
新じゃがいもは、完全に熟して固くなる前に収穫され、すぐに出荷されます。皮が薄く水分が多くやわらかいので、食べるとホクホクしています。ビタミンCも豊富に含まれています。
小学校:A班:4月25日(木曜日) B班:4月26日(金曜日)
中学校:D班:4月25日(木曜日) E班:4月26日(金曜日)
●献立● 減量パン・牛乳・野菜のかき揚げ・かやくうどん
ミニアセロラゼリー(小学校のみ)・ブルーベリージャム(中学校のみ)
(小学校給食より抜粋)
「野菜のかき揚げ」
かき揚げは、野菜や魚介類などの材料を小さく切ったものを、小麦粉で作った衣でまとめ、油で揚げた日本料理の一つです。材料をかき混ぜて揚げることから「かき揚げ」と呼ばれるようになりました。今回の給食のかき揚げは、調理員さんが一つ一つ丁寧に揚げています。
野菜が苦手な子どももかき揚げになると食べやすいようでしっかり食べていました。かきあげとうどんの相性が良かったようで、うどんのだしに浸してやわらかくすると、おいしいと目を輝かせていました。