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令和5年度11月の給食紹介

更新日:2023年12月21日更新 印刷ページ表示

令和5年度11月の給食紹介

「食育の日」の献立

 令和5年度は昨年度から引き続き、食育の日のテーマを「日本の郷土料理について知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し味わいます。11月は山梨県でした。

小学校:11月20日(月曜日) 中学校:11月20日(月曜日)

●献立● 減量ご飯・牛乳・ほうとう・じゃがいもとひじきの煮物・野菜ふりかけ(小のみ)・魚ふりかけ(中のみ)

2023年度11月食育の日給食

(小学校給食より抜粋)


「ほうとう」

 ほうとうは、小麦粉を練り、平らに切った「ほうとうめん」をかぼちゃや白菜、ねぎなど、たっぷりの具材とともに味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。給食では豚肉、油揚げ、かぼちゃ、白菜、大根、にんじん、青ねぎを使い、色鮮やかなメニューになりました。

ほうとう

「じゃがいもとひじきの煮物」

 富士山信仰で訪れる信者に対して、富士山山開きの7月1日に振る舞われたのが「じゃがいもとひじきの煮物」だそうです。また、富士登山の安全と無事、暑い夏を健康に過ごせるよう祈願するものとして、富士山や神棚に供えられたとも伝えられています。100年以上前から食べられている料理ですが、現在でも山開きの日に食べる習慣が残っているそうです。子どもたちは、じゃがいもとひじきの組み合わせが珍しいと驚いた様子だったようですが、美味しく食べてくれたそうです。

「古都ならの日」の献立

奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。

小学校:11月27日(月曜日) 中学校:11月27日(月曜日)

●献立● ご飯・いわしフライ・きらずの煮物・飛鳥汁・抹茶プリン

2023年度11月古都ならの日給食シンボル

奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】を使用しました。

なお、この日のご飯は、化学肥料・化学合成農薬を慣行栽培と比べ、3割以上低減した奈良市産米(令和5年度新米)を使用しました。


「きらずの煮物」

 「きらず」とは、豆腐をつくるときにできるしぼりかすである「おから」の別称です。おからは切らずに用いることができることから「きらず」といわれるようになったといわれています。きらずにはたんぱく質、カルシウム、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。見慣れないきらずの見た目に、最初は少なめに配食していた子どももいたようですが、食べてみると美味しいことがわかり、おかわりをする子どももいたそうです。

 

「飛鳥汁」

 「飛鳥汁」は、鶏肉や野菜を牛乳とだし汁で煮込んだ奈良県の郷土料理です。飛鳥時代に中国から乳製品が伝わり、貴族や僧侶たちのあいだで牛乳が飲まれるようになりました。そのうち、飼っていた鶏の肉を牛乳で煮て食べたのが「飛鳥汁」の起源といわれています。冷えた体が温まる「飛鳥汁」は、牛乳が苦手な子どもでも美味しく食べてくれたそうです。

☆大和古代米ご飯が登場しました☆

小学校:11月6日(月曜日) 中学校:11月6日(月曜日)

●献立● 大和古代米ご飯・牛乳・きのこカレー・ボイルサラダ・福神漬

大和古代米ときのこカレーの日の献立


「大和古代米ご飯」

 古代米とは、古代の稲の品種が持っていた特色を色濃く残した稲のことです。中でも、赤米や黒米という玄米に色や香りを持った米は、品種改良の対象にならず、現在でも日本や世界の一部の地域で栽培され続けています。この日の給食で登場した大和古代米ご飯には、奈良県で作られた黒米、赤米、緑米が使われました。

 子どもたちの中には、古代米の色に驚きつつも、興味を持ち、おかわりする子どももいたようです。

★☆11月24日は「和食の日」☆★

 11月24日(いいにほんしょく)は、日本人の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さについて考える日として「和食の日」と制定されています。

小学校:A班:11月22日(水曜日) B班:11月21日(火曜日)

中学校:D班:11月22日(水曜日) E班:11月21日(火曜日)

●献立● ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・浦上そぼろ・じゃがいものみそ汁

和食の日の献立


 奈良市の学校給食では11月21日・22日を和食の日の献立とし、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている和食を味わいました。長崎県の郷土料理である「浦上そぼろ」は給食では豚ミンチを使っていますが、実際にはひき肉は使わず、豚肉を細切りにしたものを使うそうです。長崎県では学校給食の定番となっている浦上そぼろは、奈良市の給食でも幾度か登場しており、子どもたちに人気のメニューのひとつです。

★☆奈良県産の食材がたくさん登場しました☆★

 11月13日~17日の1週間を地産地消ウィークとし、奈良県産の食材を使ったメニューがたくさん登場したのでいくつか紹介します。


小学校:11月13日(月曜日) 中学校:11月13日(月曜日)

●献立● ご飯・牛乳・さばの五徳みそ煮・大和まなの煮びたし・にゅうめん

さばの五徳みそ煮、大和まなの煮びたし、にゅうめんの給食写真

 中国より伝わり、奈良の都で造られ伝えられた由緒伝統のみそである「五徳みそ」を使った「さばの五徳みそ煮」と、大和の伝統野菜「大和まな」を使った「大和まなの煮びたし」が登場しました。「大和まな」は主に大和高田市や宇陀市などで栽培されています。


小学校:A班:11月16日(木曜日) B班:11月17日(金曜日)

中学校:D班:11月16日(木曜日)  E班:11月17日(金曜日)

●献立● 米粉パン・牛乳・みそクリームシチュー・ブロッコリーのサラダ・チョコクリーム

米粉パン、みそクリームシチュー、ブロッコリーのサラダの献立写真

 奈良県産の米粉を使った米粉パンと、奈良県内で製造された白みそを使ったみそクリームシチューが登場しました。米粉パンは、子どもたちのあいだでとても人気があります。みそクリームシチューは玉ねぎやにんじん、じゃがいも、しめじ、白菜(奈良県産)が入っており、具だくさんで体が温まるメニューとなりました。