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学校給食にお月見献立が登場しました。
小学校:A班9月9日(金曜日) B班9月8日(木曜日)
中学校:D班9月9日(金曜日) E班9月8日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・ハンバーグのてり煮・里芋の煮物・キャベツのみそ汁・月見ゼリー
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月の満ち欠けを基準とする旧暦では、15日は満月になり「十五夜」と呼ばれています。特に9月(旧暦8月)の満月は「中秋の名月」と呼ばれ、大きくてきれいな満月を見ることができます。今年は9月10日でした。みなさん、きれいなお月様を見ることはできましたか?日本ではお月様にあるクレーター(でこぼこ)の影がうさぎのように見えると言われています。お月見献立では、うさぎ型のハンバーグとゼリーが登場し、見た目も可愛らしい給食となりました。
中秋の名月の日は団子やススキ、秋の収穫物を供えて、月の美しさを眺めて楽しむお月見行事が昔から行われています。ただ楽しむだけでなく、月の光や農作物の収穫に感謝し、幸福を願う行事でもあります。また、この時期は里芋の収穫時期でもあるので「芋名月」とも呼ばれます。給食にも「里芋の煮物」が登場しました。
↑カット後の里芋
令和4年度は、食育の日のテーマを「日本の郷土料理を知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月、各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し、味わいます。9月は徳島県でした。
小学校:A班9月16日(金曜日) B班9月15日(木曜日)
中学校:D班9月16日(金曜日) E班9月15日(木曜日)
●献立● ご飯・牛乳・金時豆入りかきまぜ・きんし卵【中学校のみ】・豚汁・ミニアセロラゼリー
『金時豆入りかきまぜ』
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「金時豆入りかきまぜ」
「金時豆入りかきまぜ」はちらし寿司の一種です。献立名からどういった料理か想像することはできましたか?ちらし寿司なのに「かきまぜ」と呼ばれるようになったのは、酢飯に食材を散らして、”かきまぜ”て作るところが由来と言われているそうです。
徳島県では行事やお祝いの時に食べられることが多く、金時豆や旬の野菜を甘く煮た具材が入るのが特徴です。また、徳島県はすだちの生産量が多く、すし飯の味付けにも使われています。
給食では、下の写真にもあるように【金時豆・高野豆腐・ごぼう・にんじん・里芋・ひじき・焼ちくわ・ちりめんじゃこ】が具材として使用されており、食べ応えのある献立でした。
奈良市の子どもたちにとってはやはり馴染みのない献立だったようです。普段のご家庭ではあまり見慣れない、食べ慣れない料理とも出会えるのが給食の良いところですね!
奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:9月26日(月曜日) 中学校:9月26日(月曜日)
●献立● ご飯・さばのしょうが煮・奈良のなすとピーマンのみそ炒め・トマトにゅうめん
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【なす】【青ねぎ】を使用しました。
また、和食をより味わっていただく日として、毎月「古都ならの日」は牛乳をつけずに提供していきます。
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「奈良のなすとピーマンのみそ炒め」「トマトにゅうめん」
この日はカラフルな野菜が並んで、給食室の台の上が鮮やかできれいですね。学校からも「トマトにゅうめんの色合いが良く、子どもたちからも好評だった」とのお声もいただきました。なすと青ねぎは今月も奈良県産を使用しています。
調理員さんは毎日朝早くから、たくさんの野菜をきれいに洗い、食べやすい大きさに切って調理をして下さっています。給食を通じて、これからも地元の野菜を残さず楽しんで食べていただければ嬉しく思います。