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小学校:A班6月15日(水曜日) B班6月14日(火曜日)
中学校:D班6月15日(水曜日) E班6月14日(火曜日)
●献立● 麦ご飯・牛乳・ちくわの金ごま揚げ・奈良のマーボーなす・ビーフンスープ
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「ちくわの金ごま揚げ」
世界には色や形、大きさなど様々なごまがあり、なんと約3000種類あると言われています。大きく分けて白ごま・黒ごま・金ごまの3種類あります。なかでも、金ごまは他のごまに比べて香りが良く、コクのある味わいが特徴的です。
国内に流通しているごまはトルコやエジプトなどの海外からの輸入品がほとんどですが、この日の給食では、奈良県産の金ごまを使用しました。子ども達も金ごまに興味を持って食べてくれていたようです。
『ちくわの金ごま揚げ』
「奈良のマーボーなす」
奈良県産のなすを使用しました。おかわりをする子どもも多く、とても人気のあるメニューだったようです。また、なすが苦手な子どもも食べることができていたという声もいただきました。調理方法や味付けの工夫次第で、苦手なものも食べられるようになってくれるのは嬉しいですね。
↑奈良県産なす
『奈良のマーボーなす』
令和4年度は、食育の日のテーマを「日本の郷土料理を知ろう」とし、沖縄・九州地方から出発して、毎月、各都道府県の郷土料理や地域の産物等を紹介し、味わいます。6月は福岡県でした。
《 福岡県太宰府市と奈良市は今年で友好都市20周年です。》
小学校:6月27日(金曜日) 中学校:6月27日(金曜日)
●献立● ご飯・牛乳・にしんのかんろ煮・がめ煮・だご汁
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「がめ煮」
がめ煮は、正月やお盆のような人が集まるときによく作られています。博多の方言「がめくりこむ(寄せ集めるの意味)」が名前の由来とされています。また、福岡県北部を「筑前の国」と言っていたことから「筑前煮」とも呼ばれます。
骨付き鶏肉とじゃがいもやにんじんなどの野菜を一緒に煮る料理で、たくさんの野菜を一度に食べることができます。給食では、鶏肉、ごぼう、にんじん、さやいんげん、こんにゃく、ちくわが入りました。
「だご汁」
だご汁は、福岡県を含む九州地方で広く食べられている郷土料理です。小麦粉を水で練って平たい団子にし、味噌やしょうゆのだし汁に入れた汁物で、さといもやごぼうなど季節の野菜も一緒に入れます。地域によっては、団子にせず、生地をのばして麺にするところもあります。
また、団子に使われる小麦粉ですが、福岡県の生産量は北海道に次いで2番目だそうです。皆さんご存じでしたか?普段口にしているものが、どこでよく栽培されているのか調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
↑ひとつずつ手作業で調理員さんが団子を作ってくれました。
↑温度も測り、中まで火が通っているかの確認もバッチリです。
『だご汁』
奈良市産の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校:6月13日(月曜日) 中学校:6月13日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・鶏肉の吉野くず煮・奈良あえ・奈良なめこのみそ汁
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【青ねぎ】【なめこ】【豆腐】【吉野くず】を使用しました。
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「奈良あえ」
奈良あえは奈良県の郷土料理です。奈良漬と乾物やにんじん・こんにゃく・油揚げなどに下味をつけてあえた精進料理です。給食では煮込んで作っています。
奈良あえに入っている「奈良漬」は酒を造る時に絞った酒かすにウリなどの野菜を漬けたものです。奈良県は日本酒発祥の地と言われており、1300年ほど前から食べられていた古い歴史のある漬物です。
『奈良あえ』
「奈良なめこのみそ汁」
なめこは「なめたけ」とも呼ばれるきのこで、ヌメヌメしているのが特徴的です。
しかし、このヌメヌメやきのこ特有の風味が苦手な人も多いのではないでしょうか?そんな方には、まずは一口だけでもチャレンジしてみてほしいと思います。「苦手だと思っていたけれど久しぶりに食べてみたら大丈夫だった!」ということもあります。苦手な食べ物こそ「美味しそう!」と思って食べてあげることが、苦手意識を少しずつ減らすコツかもしれません。ただし、無理はしないようにしましょうね。
↑奈良県産なめこ
『奈良なめこのみそ汁』