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「世界の食文化にふれよう」をテーマにした食育の日の献立です。3月はロシアでした。
小学校:A班3月3日(木曜日) B班3月4日(金曜日)
中学校:D班3月3日(木曜日) E班3月4日(金曜日)
●献立● パン、牛乳、ピロシキ、ボルシチ、りんごジャム、小魚(中学校のみ)
ロシア料理には煮込み料理が多く、そばやライ麦などの穀物、きのこ、魚、そしてヨーグルトなどの乳製品が多く使われます。ロシアでよく食べられているメニューが給食に登場しました。
「ボルシチ」はウクライナで生まれた料理で、ロシアをはじめとする東ヨーロッパで広く食べられています。赤色をした具だくさんのスープで、ビーツというほうれん草と同じ仲間の赤い野菜を使うことで色がついています。給食では粉にしたビーツを使い、食べ慣れた味付けにアレンジしました。日本の料理では中々見かけない赤色のスープにドキドキしつつも、美味しく味わっていました。
3月にロシア料理が給食に登場したことは偶然でしたが、複雑な気持ちで給食を食べた児童・生徒もいたことと思います。実際に、子どもたちの世界の料理への関心がいつもに増して高く、それぞれの学校で世界平和について話す機会となったようでした。
奈良市産米の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校 3月14日(月曜日) 中学校 3月14日(月曜日)
●献立● 大和古代米ご飯・牛乳・さばの竜田揚げ・大根のべっこう煮・奈良なめこのみそ汁
(写真)
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【大和古代米】【青ねぎ】【なめこ】を使用しました。
「大和古代米ご飯」に使っている古代米には、赤米、黒米、緑米があります。その中でも黒米は、古くからお祝いの米として大切にされてきました。赤いものには悪いことを払う力があると信じられてきたことから、黒米を入れたご飯がお祝いの時に食べる赤飯の始まりと言われています。