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「世界の食文化にふれよう」をテーマにした食育の日の献立です。12月はフィリピンでした。
小学校:A班12月9日(木曜日) B班12月10日(金曜日)
中学校:D班12月9日(木曜日) E班12月10日(金曜日)
●献立● パン、牛乳、アドボ、ニラガ、フルーツミックスゼリー
フィリピンは海に囲まれた島国で1年を通して気温が高いところです。粒こしょうや唐辛子などの香辛料や、玉ねぎ・にんにく・トマトなど香りの強い野菜を使った料理が多く、魚を原料につかった醤油「ナンプラー」を使うこともあります。ご家庭であまり登場しないフィリピン料理ですが、給食を通じてフィリピンの食文化に触れるきっかけとなりました。
アドボはフィリピンの代表的な家庭料理で「漬け込む」という意味があります。肉や魚、野菜などを酢、醤油、砂糖、ローリエなどで味付けします。給食では鶏肉を調味料に漬け込み玉ねぎと一緒に炒めました。馴染みのない名前でしたが、味は好評でよく食べていました。
ニラガは「煮込み」という意味の料理です。肉やたくさんの野菜などをスープで煮込んだ家庭料理です。給食でもナンプラーを使用しました。独特な香りで食べにくいという声もありましたが、美味しいという声もあり、人それぞれの感想がよせられました。
奈良市産米の米を味わう「古都ならの日」の献立です。
小学校 12月20日(月曜日) 中学校 12月20日(月曜日)
●献立● ご飯・牛乳・いわしの梅煮・煮びたし・奈良なめこの味噌汁
奈良県産の食材として【米(奈良市産)】【大和まな】【なめこ】【豆腐】【梅ペースト】を使用しました。
「いわしの梅煮」や「なめこのみそ汁」といった和食を食べ慣れない子どもにとっては食べにくかったようです。給食を通じて和食に使われる食べ物や和食ならではの味付けを経験できるよう、これからも美味しい給食となるように工夫していきます。