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新規採用職員 座談会

更新日:2019年3月18日更新 印刷ページ表示

様々な分野で日々頑張っている1年目の職員4名に集まってもらい、奈良市へ入庁した決め手や就職後に感じたギャップ、仕事のやりがいなど、現場目線での素直な思いを語ってくれました。

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座談会メンバー

  課名・氏名 担当業務
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住宅課 

住宅政策係
中島 豪太

空き家の解消・利活用の促進・住宅福祉サービスの向上を担当
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福祉政策課

地域包括ケア推進係

手島 修次

高齢者が住み慣れた地域で最期まで自分らしい暮らしができるよう、健康寿命延伸のための介護予防の施策を担当
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子ども政策課

企画政策係

木田 朱音

子育て情報専用サイト「子育て@なら」やSNS、情報冊子「子育て情報ブック」で子育て世代への情報発信を担当
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観光戦略課

総務交流係

林 桃香

国内外の友好姉妹都市等との交流事業や国際交流団体の育成及び連絡調整を担当

Q1.奈良市に入庁したきっかけや理由を教えてください。

中島:

もともと公務員志望で他自治体も含め受けていました。他の自治体と迷う中で、奈良市を実際に訪れ散策し、街の方々に奈良市はどういう街か聞いてみると「めっちゃ住みやすい街やで。」「子どもが多くて住みやすいよ」と奈良市をほめていた。それを聞いて自分も住んでみたいと思ったので、奈良市で働くことを決めました。

手島:

実家は関東ですが、関西に来たきっかけは面白くなりたいと思って。小さいころから父と甲子園に行くことが多くて、タクシーの運転手さんも陽気で面白くていつか行きたいと思っていて、大学で関西に行くチャンスをもらって充実した大学生活を送れたので就職も関西でと。

奈良市受験のきっかけは予備校の先生に試験日程が早い自治体だと聞いたこと。奈良は中学の修学旅行以来だったので私も散策をして市民の方に話を聞いてみて温かい人柄にひかれたのと、採用選考の中で職員さんも温かい人達だなと思って。大学時代も友人に支えられたので、こういう人たちと働きたいという直感を頼りに入庁しました。

木田:

きっかけは、奈良市が地元で公務員になりたいと思っていたことです。市か県かと迷っていたのですが役割の違いを知り、窓口があり住民と密に接することが多い市役所が良いなと思っていました。また、インターンシップに参加して職場の雰囲気を知り職員の方の人の好さに惹かれたことが決め手になりました。

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私も関西出身ではないですが、高校と大学でまちづくりについて学んでいたので市役所を志望していました。奈良市を訪れたときに、奈良公園でゴミを捨てていく外国人観光客に対して、市民の方が鹿や景観保全のためにゴミ箱がないことを丁寧に説明しているところに遭遇したことが“奈良市いいな”と思ったきっかけで、住民の方々が大切にしている市を守るお手伝いをしたいと感じました。それに私自身海外で暮らしていた経験もあるので、日本古来の伝統文化や自然、人々の生活が合わさった他の自治体にはない奈良に魅力を感じてもっと広く世界に発信したいと思っていました。

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Q2.実際に入庁してみてどうでしたか。

手島:

入る前の市役所のイメージは決まった仕事をこなすという印象。でも実際に入ってみると仕事が多岐にわたっていて。大変だと思うと同時にいろいろなことに携われて新鮮だなと思いました。

木田:

市役所を外から見ている時は窓口と事務仕事のイメージ。今は主な仕事が子育て情報の発信で。SNSでの情報発信が仕事になるとは思っていませんでした。

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入庁前にイベントに参加していましたが、自分が開催する側になることで準備段階から当日の様々な事態を想定して念入りに準備していることに驚きました。キャンベラ市との記念事業では、外国人と一緒に仕事を進めていったりもして、観光分野だけではなくまだまだ未経験な業務がたくさんあって業務が幅広いと感じました。

中島:

市役所の業務は法律に従って仕事をこなすイメージでしたが、法律だけでは解決できない相談を頂くことも多く、それにどう応えるのかという点で難しいですがやりがいを感じられます。思っていたよりもやりがいを感じるチャンスが多いと感じました。

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Q3.今までで一番印象に残った仕事ややりがいを感じた瞬間は。

手島:

最近100人近くの事業者が集まる会議で総合司会とパワーポイントを使っての発表をしたのですが、自己採点では60点ぐらいの出来。でも終わった後に上司に「司会良かった!感動したよ」と声をかけてもらえて、ちゃんと頑張りをみてもらえていると思えたのが印象的でした。

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配属後1ヶ月ぐらいのときに姉妹都市の宇佐市との交流事業で、奈良市を代表して1人で学生と先生を引率して宇佐市に行ったときに、宇佐神宮の方や宇佐市長の前で奈良市代表として挨拶をしたことが一番印象に残っています。

市役所で行う事業は良くも悪くも注目されるので、企画段階から気を引き締めてやっていかないといけないので大変な部分もありますが、イベントの最中やイベント後に参加者同士で一緒に写真を撮ったり連絡先を交換したりして笑顔で楽しそうに交流しているのを見るとやって良かったなと感じられます。

中島:

担当業務で、外壁が崩れる危険性のある空き家が実際に崩壊したことがありました。その対応として空き家が危険な状態であることを持ち主に説明をし、理解を得て、建物の解体までたどり着いた時はやりがいを感じました。

木田:

子育て情報サイトのコンテンツ追加のために子育て世代のお母さんにインタビューをして、写真のレイアウト等内容を一から任せてもらえた初めての経験です。上司の助けを借りながらなんとか完成させた記事が、アンケートで「自分の子育ての役に立った」とコメントをもらえたことは嬉しかったです。子育て世代にとって自分の発信する情報が一番の情報源であると考えるとすごく責任感がありますが、多くの人に自分の作ったものを見てもらえることにやりがいを感じます。

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Q4.職場の雰囲気はどうですか。

中島:

体育会系のイメージの方が多くいつも活気があふれ笑い声が絶えない部署です。先輩はルーキーサポーター(育成担当者)をはじめ民間経験がある方も多くいろいろな知識を教えてくれます。課長もとても明るい方で恵まれていると感じています。

手島:

年の近い同性の職員がいなくて最初は正直不安でした。係長が草野球に連れて行ってくれたり、ごはんに連れて行ってくれたり、特に野球好きなので草野球に誘ってもらえたのがすごく嬉しかったです。仕事がたまりしんどい時も面白いことを言って和ませてくれる人が多く、仕事をしているときはみんな真剣でON・OFFがしっかりしている部署です。

木田:

私の職場は居心地が良いです。ルーキーサポーターや係長などみんな落ち着いていて、些細なことでも丁寧に根拠を踏まえて分かりやすく仕事のことを教えてくれます。自分主導で決めていく仕事が多く戸惑うことも多いですが、私自身がどうしたいかというのを聞いてイメージを引き出しサポートしてくれるので仕事がしやすいです。

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私も優しい先輩や上司に囲まれています。私が分からない事について、いつも丁寧に教えてくださり、困っているときも気づいて声をかけてくださるので、質問もしやすい環境。それに私の部署は、係の役割分担が出来上がっていてチームワークもよくて、学ぶことが多く憧れる先輩や上司が多い職場です。

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Q5.これから頑張りたいことはありますか。

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公務員として必要な積極性、それから、先輩方のように最小のコストで最大のパフォーマンスをあげるために、コスト意識というか運営していく力を身に着けたいです。まずは一つずつ業務を覚え、観光という分野を通して奈良の魅力を広く発信していきたいです。

木田:

入庁当初に新事業の問い合わせの電話に対応できなかった経験があります。子ども政策課という子ども分野の総括の部署にいるので、他の関連している業務を担当している部署を覚え知識を増やしたいと思います。

手島:

イベントを経験して、段取り力をつけたいと思いました。一つのイベントを開催するのにいつまでにこの仕事、いつまでにこの仕事というような期間を決めて段取りをつけてやるという力をつけていきたいです。

中島:

新しい分野で法的にあいまいな部分もあるので、経験を積んでそこに対応して、判断をしていくことに失敗を恐れずにチャレンジをしていきたいです。他の自治体の条例などの情報収集をして勉強もしたいと思っています。

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Q6.学生へのメッセージをお願いします。

中島:

就職活動は人生で一番の大きな決断するので心身ともに疲れますが、今まで支えてくれていた家族や仲間がいたから自分は頑張れました。そういう人達が絶対力になってくれることを忘れずに活動してほしいです。その中で奈良市という選択肢があがってくれば嬉しいです。

手島:

奈良市はゆかりのない場所でしたが、一度奈良市に足を運んで、そこで見て感じたこと、素敵なイベントに行ってみて、いいなと思って。それが公務員を目指すモチベーションにもなったし、勉強や面接に行き詰った時のリフレッシュする気持ちでもいいので、ぜひ皆さんも奈良市に足を運んで何かを感じてほしいです。

木田:

これから長く働いていく場所を決めるというのは悩むと思いますが、採用試験の中で市役所の雰囲気や選考の中で出会う人達の雰囲気をみて自分に合うかを見極めてもらって、最終的に悔いのないような選択ができるように採用試験に臨んでいただきたいです。このインタビュー記事をみて奈良市を一つの目標としていただけたら嬉しいです。頑張ってください。

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奈良市でやりたいことを明確に持って、ビジョンを描いて、それを面接のときに飾らずに伝えられたら面接官にも伝わると思います。それに入庁してからも目標をもって仕事をすることできます。ビジョンを描くことを大切にしていただけたら。奈良市が大好きな方はぜひ一緒に働けたら嬉しいです。

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