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「地区別分析」結果をまとめました~地域の健康課題を見てみよう~

更新日:2024年7月11日更新 印刷ページ表示

地区別分析の概要

第3期奈良市データヘルス計画では、市の全体像を把握することに加え、国民健康保険被保険者について、自治連合会単位の「地区別分析」を行いました。これによって、市全体で見えた傾向も地域間で差があることが分かりました。

  • 地区別カルテ
    特定健康診査の結果やレセプトデータから分析した疾病の有病率等を地区ごとにまとめたものです。
  • 地区別マッピング
    健診結果や有病率についてZ検定(※)によって有意性を判定し、地区別にマッピングしたものです。
    (※)Z検定…標本の平均と母集団の平均とが統計学的にみて、有意に異なるか(偶然に起こったとは認めがたいか)を判断する手法であり、統計課羽状よく用いられる検定手法。

結果の概要

地区別カルテの読み方

例として、大宮地区の地区別カルテを読んでみましょう。
大宮地区では、HDL、中性脂肪、尿酸、ALTでリスクの高い人の割合が他の地区より高くなっています。
一方で、糖尿病、虚血性心疾患、脳血管疾患、骨粗しょう症、関節症、認知症の有病者割合が他の地区より低くなっています。有病者割合が低いことは必ずしもよいこととは限らず、治療が必要な人が適切に医療を受けていない可能性もあることに留意が必要です。

地区別カルテ色分け

地区別マッピングの読み方

例として、特定健康診査受診率の地区別マッピングを読んでみましょう。
精華地区、大安寺地区、辰市地区、帯解地区、右京地区では他の地区と比べ受診率が低く、要注意であることが分かります。

地区別マッピング

ダウンロード

令和4年度地区別カルテ [PDFファイル/3.37MB]
令和4年度地区別マッピング [PDFファイル/2.77MB]

 

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