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トコジラミについて

更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

トコジラミとは

トコジラミは夜行性の昆虫で、暗くなると部屋の隙間等から出てきて活動し、寝ている人の手や足、首など露出している部分から吸血します。
成虫は、体長5~8mm程度で、茶色く、空腹時は薄く扁平な体形です。
トコジラミ空腹時と吸血後トコジラミ血糞
写真提供元:国立感染症研究所
幼虫、成虫、オス、メス全てが吸血し、吸血されるとアレルギー反応による痒みや発疹を生じます。
かゆみが激しい場合は、十分な睡眠がとれなかったり、皮膚障害を引き起こすこともあります。

昼間は畳の隙間や裏側、ベッドマットレスや家具の隙間や裏側、カーテン・ドレープのひだ、はがれかけた壁紙の裏側、段ボールの内部などに潜んでいます。
トコジラミが潜んでいる場所には、黒い糞によるしみが多く見られます。

駆除方法

人や荷物に付着して持ち込まれることが多いです。
家庭や施設に持ち込まれたトコジラミを、早期に発見することが重要です。

  • 掃除機による吸い取り
    吸い取ったゴミは、ビニール袋に入れてすぐに捨てましょう。
     
  • 殺虫剤での駆除
    トコジラミに有効な成分であることを、販売店で確認してから購入しましょう。
    プロポクスル、メトキサジアゾン等を含んだ殺虫剤が効果があります。
    ​トコジラミは、一般的なピレスロイド系殺虫剤に抵抗性を示すといわれ、効果がない場合があります。

    トコジラミが大発生した場合、個人での防除は困難です。駆除業者への依頼も検討してください。
     
  • トコジラミが潜みやすい場所の整理整頓

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