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みなさんこんにちは~!
スイミンよりスイーツ!学生ライターのららです!
本日は、連載第3弾!
前回に引き続き今回も、奈良市で今バズり中の、いちごスイーツについてご紹介します。
前回は、ならまちにいながら、まるで英国ティールームのような雰囲気を味わえる、「Brighton tea room」を取材しました。
奈良市内ではたくさんのカフェで、「あすかルビー」や「古都華」など、個性豊かないちごスイーツがたくさん!
そしていちごだけでなく、奈良県産の原材料にこだわったスイーツも食べることが出来ちゃうんです!
後半戦と題して訪れたのは、ならまち本店に加え、最近三条通りに2号店もオープンした、
「天迦(アメノ)久(カク)珈琲(コーヒー)」さんへ、いちごスイーツを食べにいってきました!
天迦久珈琲さんは、三条通りのアパホテル一階にあります。
近鉄奈良駅からも、JR奈良駅からも近い位置にあり、アクセスも抜群です!
お店は、鹿さんのデザインのイラストが目印!
ちなみに、「天迦久神」という鹿の神が古事記に登場することから、お店の看板が鹿さんのデザインになったそう。
お店の名前と看板からも、奈良らしさが伝わってきますよね!
店内に入ってまず目につくのは、大きなエスプレッソマシン!
お店はコーヒーの香りが漂っていて、とても素敵な空間です♪
天迦久珈琲さんでは、奈良県産の小麦を使ったトーストも有名ですが、今回はいちごスイーツが食べたい!
ということで、季節限定の奈良県産いちごサンドとストロベリーホワイトを注文しました。
みずみずしい新鮮ないちごと、フワフワのパンが相性抜群で、
何個でも食べられそうなぐらい本当に美味しかったです!
そして、店主さんこだわりのコーヒー豆で淹れられたカフェラテも、
クリーミーなのに余分な甘さの無い絶妙な味わいで、
1日1杯は必ずコーヒーを飲んでいる私も、びっくりする美味しさ!
そして、何と言っても思わず写真を撮りたくなるこの可愛さ♡
ハート型に切られたいちごたちの中に、パンの耳で作ったラスクでかたどられた鹿ちゃんが、圧倒的映えでした!
それにしても、なぜ大阪でも京都でもなく、奈良でカフェを始めることになったのでしょうか。
その理由を探るべく、店主の安藤さんに話を聞きました。
安藤さんは、幼い頃から地元奈良県で育ち、ワーキングホリデーで海外に出た後、
奈良に戻ってきて天迦久珈琲さんを始められたそうです。
ら:なぜならまちでカフェを始めようと考えたのでしょうか。
あ:歴史的な場所でお店をしたいと思っていて。ならまちって元興寺さんも近いじゃないですか。歴史が昔から好きなんです。奈良には歴史的なものがたくさんあるので、奈良でまずは根付いていったら良いなと思ってます。
ら:食材も奈良県産のものにこだわっているのですか。
あ:なるべく奈良のものを使いたいと思っていて、コーヒーを淹れるお水も、天川村のゴロゴロ水を使っています。奈良の小麦粉も使ってパンも作ってるんです。
コーヒーは、海外にいた時は好きじゃなかったんですけど、海外に行ったときに飲んだコーヒーがとても美味しくて。日本にも自分好みの美味しいコーヒーを作りたいと思って、お店を始めたんです。
ら:それを広めていかれたいということでお店を始められたんですね。
あ:はい。うちのコーヒーは3種類あるんですけど、生の豆を自分で焙煎して焼いて、販売しています。
ら:最後に、奈良でお店をしていくことについて、抱負を教えてください。
あ:奈良って地味やけど歴史深くていい所じゃないですか。お店に来てもらうことで、奈良の歴史や食べ物を知ってもらって、奈良が好きって思ってもらえるきっかけになればいいなと思っています。
あとは、お客さんがお店に行くことを楽しみにしてくれるような、リラックスして幸せを感じられるようなお店にしていきたいなと思っています。ハッピーを持って帰ってもらいたいですね。
天迦久珈琲さんでは、お店の名前やロゴデザインに、鹿の姿の神である「天迦久神」を取り入れたり、
いちごやお水、そして小麦まで、奈良県産の食材を使用していたりと、
安藤さんの奈良に対するこだわりが詰まったカフェだと感じました!
20年間奈良に住んでいる私ですら、奈良県内で小麦が生産されていることを知らなかったように、
様々な奈良県産を知らない人も多いのではないでしょうか。
実際は、奈良県産を集めて、いちごサンドとコーヒーが飲めるのですから驚きです!
「奈良にうまいもんなし」なんて言わせない!
「ららのならにうまいもんあり!」は、
これからも奈良の美味しい「食」について紹介していきます。
そんな奈良の「食」が、奈良を好きになってもらうきっかけになれば嬉しいですね(^^♪