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高齢者介護施設等における感染症対策~手洗いアンケート~
感染症対策の基本
感染症対策は、色々ありますが、基本は「手洗いに始まり手洗いに終わる」と言われるほど、手洗いが重要となっております。
手洗いは、ケアを受ける入所者・利用者の方を感染症から守ったり、職員と職員の家族を感染症から守ることにつながっていきます。職員の手洗いが徹底出来ていれば、施設の中の感染症対策につながっていきます。
手洗いを施設の中で定着する方法のひとつとして、以下にご紹介する「手洗いアンケート」を利用する方法があります。
手洗いアンケートとは?
手洗いアンケートとは、どのように手を洗っているかのアンケートです。
職員に「手洗いアンケート」を配布し、記入してもらいます。
アンケートを記入することから気づきや学びが職員に芽生えます。
この気づきなどから、職員の手洗いへの意識が向上し、感染症対策につながります。
毎年行うことで、再度手洗いの意識向上につながり、施設全体としても経年変化がわかります。
※さらに手洗いを行う複数あるタイミングについて、全てのタイミングで100%をいきなりめざすのは難しいので、施設の状況にあわせて、100%をめざすタイミングを決めて、徐々に100%のタイミングを増やせるよう試みてみましょう。
アンケートの対象者
理想は、施設の職員全員にしてもらいたいですが、まずは実施可能な範囲で試してみて下さい。
そこから施設全体、同グループの施設に広げて行っていってはいかがでしょうか。
施設内の手洗いラウンド
手洗いアンケートを実施した後、職員の手洗いの現状を確認してみましょう。
手洗いの現状を確認したら、次は施設内をラウンドし、そこから施設内の現状、課題や今後の取り組みを検討してみましょう!!
実際に行った手洗いアンケートの調査結果
是非ご活用をお願いします。
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