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飼う前に考えてみてください!
更新日:2019年11月7日更新
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「かわいいから」と、将来のことを考えずに飼ったペットが、飼い主の身勝手な理由により手放されるケースが増えています。最期まで適切に飼えるか、飼う前に考えてみましょう。
住居環境
- 今の住居はペットが飼える環境ですか?
- 転居の予定はありませんか?
ライフスタイル
飼いたいペットの種類や大きさ、生態、特性などが、あなたの生活環境に適していますか?
家族の同意
- 家族みんなが賛成していますか?
- 全員で協力して世話ができますか?
健康と体力
- あなたの体力で世話ができるペットですか?
- 家族に動物アレルギーの人はいませんか?
ペットの寿命
- ペットが寿命を迎えるまで飼い続けることはできますか?
- 高齢になったペットの世話や介護を考えていますか?
毎日の世話
- ペットに安全で快適な飼養環境を用意できますか?
- 何があっても、毎日欠かさずペットの世話に手間と時間をかけられますか?
- フードや日用品、治療費など、経済的な余裕はありますか?
周囲の人々への配慮
- 鳴声やフンの放置などで近隣に迷惑をかけないようにできますか?
- 必要なしつけについて勉強し、それを実践できますか?
万が一のこと
地震や洪水などの災害や、万一あなたがペットを飼えなくなったとき、ペットの命を守る方法を考えていますか?
ペットが飼えなくなるケース(実際にあった事例です)
- 引越しで飼えなくなった
- ペット禁止の集合住宅で飼っているのが見つかってしまった
- 近隣から苦情がきた
- 高齢になったペットの介護が負担に
- ペットの病気の治療費が払えない
- 子どもにアレルギー症状が出た
- 飼い主が病気で世話ができなくなった
- 飼い主が亡くなった
平成25年9月「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正されました
- 飼い主に対し、ペットの逸走防止(逃がさない)、終生飼養(最期まで愛情と責任を持つ)、みだりな繁殖の制限(増やさない)が義務付けられました
- 愛護動物の虐待、飼育放棄、遺棄等を行った場合の罰則が強化されました
- 終生飼養に反する理由による犬猫の引取りを保健所は拒否できるようになりました
参考パンフレット(環境省ホームページ):
- 「飼う前に考えて!」<外部リンク>
- 「飼う前も、飼ってからも考えよう」<外部リンク>