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狂犬病の発生について

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 フィリピンより来日した方が、現地で狂犬病ウイルスに感染し、国内で発症して令和2年6月に亡くなられました。

 国内での狂犬病は1957年以降発生していませんが、狂犬病が発生していない国は世界的にみても少数です。
 海外に行く際には十分注意するとともに、国内の飼い犬についても、必ず毎年狂犬病の予防注射を受け、放し飼いは止めましょう。

 通常、狂犬病はヒトからヒトへは伝染しません。

国内での注意

  • 飼い犬の登録をしましょう。
  • 飼い犬には毎年狂犬病の予防注射を受けさせましょう。
  • 犬の放し飼いは止めましょう。

海外での注意

  • 海外では動物とむやみにふれあわないようにしましょう。
  • 特に発生の多い地域への渡航者は予防接種を受けて下さい。
  • 海外で動物にかまれた際には、最寄りの医療機関を受診して下さい。
  • 現地医療機関への受診有無にかかわらず、帰国時に検疫所(健康相談室)に相談してください。

※ 主な感染源動物

アジア、アフリカ

犬、猫

西欧諸国、北米

キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、猫、犬

中南米

犬、コウモリ、猫

参考ホームページ

厚生労働省「狂犬病」<外部リンク>
厚生労働省「狂犬病に関するQ&A」<外部リンク>
厚生労働省「フィリピンからの入国後に狂犬病を発症した患者(輸入感染症例)の死亡について(続報)」<外部リンク>