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有毒植物による食中毒に注意しましょう
更新日:2019年11月7日更新
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山菜狩りなどで誤って有毒な野草を採取し、食べたことにより、食中毒が発生しています。
有毒植物などによる食中毒で、死者も発生しています。
食用の野草と確実に判断できない植物は、絶対に採らず、食べず、売らず、人にあげないようにしましょう。
家庭菜園や畑などで、野菜と観賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
山菜に混じって有毒植物が生えていることがあります。山菜狩りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。
野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けましょう。
食用と間違えやすい有毒植物の例
バイケイソウ
中毒症状
食後30分~1時間で、吐き気、嘔吐、手足のしびれ、呼吸困難、脱力感、めまい、痙攣、血圧低下など。重症の場合は意識不明になり、死亡する。
間違えやすい植物
オオバギボウシ、ギョウジャニンニク など
スイセン
中毒症状
食後30分以内で、悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡、低体温など。
間違えやすい植物
ニラ、ノビル、タマネギなど
トリカブト
中毒症状
食後10~20分以内で、口唇、舌、手足のしびれ、嘔吐、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下、けいれん、呼吸不全に至って死亡することもある。
間違えやすい植物
ニリンソウ、モミジガサなど
参考
厚生労働省(有毒植物による食中毒に注意しましょう)<外部リンク>