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成人用肺炎球菌予防接種の助成が受けられます
重要なお知らせ
定期接種の対象者は満65歳の方のみです。
成人用肺炎球菌予防接種は、平成26年から65歳の方を対象に定期予防接種となりました。多くの人に接種機会を設けるため、経過措置として、70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方にも定期接種として接種機会を確保されていましたが、経過措置は令和6年3月31日をもって終了となっています。
接種対象者
対象者1 | 奈良市に住民票があり、接種日時点で満65歳の方 (66歳の誕生日の前日までが助成対象期間です。) |
対象者2
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接種当日満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人で接種を希望する人 ※身体障害者手帳(内部障害1級相当)をお持ちでない方は、対象者に該当するか否かについての確認のため、医師の意見書(発行日から概ね3か月以内)が必要です。 |
- 過去に成人用23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は対象外となります。対象者2として定期接種を受けた場合、対象者1として2度目の定期接種を受けることはできません。
- 定期予防接種のB類疾病となりますので、本人の意思と責任で接種を希望する場合のみ接種できます。
助成回数、自己負担額
助成回数 | 1回 (過去にこの予防接種を受けた人は対象外です。) |
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自己負担額 | 3,000円 |
※生活保護又は中国残留邦人等支援給付の受給世帯に属する人は無料。事前に福祉部保護課で『保護受給証明書』又は『中国残留邦人等支援給付に係る証明書』の交付を受けて、接種当日、医療機関に持参してください。
※証明書は発行日から3か月以内に限る。当課より保護課へ照会をかける場合があります。また、接種後の手続きや返金はできません。
接種方法
対象者1の人(接種日時点で満65歳の方)
1.接種医療機関を選ぶ |
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成人用肺炎球菌予防接種登録医療機関から接種医療機関を選んでください。 |
2.予約 |
事前に登録医療機関に直接予約をしてください。 |
3.接種 |
下記の2点を持参して接種を受けてください。 ・マイナンバーカード、運転免許証等の本人確認ができる書類 ・自己負担金 |
- 市内登録医療機関で接種を受ける場合、健康増進課での事前手続きは不要です。
- 予診票は市内登録医療機関で用意しています。
- 市から接種対象者に個別で通知はしていません。
対象者2の人(60~65歳未満で障害等があり接種を希望する人)
必ず事前申請が必要です。申請に基づき、予診票等必要書類をお渡しします。申請前に必ず健康増進課(0742-34-5129)にお問い合わせ下さい。
申請時に必要な物
- マイナンバーカード・運転免許証等本人確認ができる書類
- 身体(内部障害に限る)障害者手帳(1級相当)または医師の意見書
- 奈良市定期予防接種承認書 (依頼書) 交付申請書(B類) [PDFファイル/106KB]
申請書は窓口に用意しています。事前に申請書を記入し、持参する場合は上記からダウンロードできます。
申請窓口
奈良市健康増進課(はぐくみセンター3階)、都祁保健センター
※奈良市役所内にある健康増進課分室、出張所や行政センターでは手続きできません。
接種場所
※奈良市地図情報公開サイト<外部リンク>にて、医療機関の場所をマップ上でご覧いただくことができます。
~地図の見方~
- 「成人用23価肺炎球菌予防接種登録医療機関」を選択し利用規約に同意いただくと、地図を開くことができます。
- 地図を開いた後に、画面下部に表示されている「奈良市地図情報公開サイト 高機能版」をクリックしていただくと、医療機関を検索することができます。(PCのみ)
市外、県外医療機関で接種を希望される方
奈良市外の医療機関で接種を希望される場合は、事前に健康増進課で承認手続きが必要です。必ず、接種前に奈良市健康増進課(0742-34-5129)へお問い合わせください。
・奈良市外(県内)の医療機関で受ける場合の申請方法は<奈良市外(県内)医療機関で接種を受ける場合>をご参照ください。
・奈良県外の医療機関で受ける場合の申請方法は<奈良県外医療機関で接種を受ける場合>をご参照ください。
奈良市外(県内)医療機関で接種を受ける場合
接種を希望する医療機関が登録医療機関である必要があります。登録状況については健康増進課(0742‐34‐5129)までお問い合わせください。
申請時に必要なもの
- マイナンバーカード・運転免許証等本人確認ができる書類
- 自己負担金 3,000円
※ただし、生活保護又は中国残留邦人等支援給付の受給世帯に属する人は、福祉部保護課が交付する『保護受給証明書』又は『中国残留邦人等支援給付に係る証明書』を持参の場合、自己負担金は免除されます。
※証明書は発行日から3か月以内に限るため、当課より保護課へ照会をかける場合があります。 - 奈良市定期予防接種承認書 (依頼書) 交付申請書(B類) [PDFファイル/106KB]
申請書は窓口に用意しています。事前に申請書を記入し、持参する場合は上記からダウンロードできます。
申請窓口
- 健康増進課(奈良市三条本町13番1号 奈良市保健所・教育総合センター3階)
- 都祁保健センター(奈良市都祁白石町1084番地)
※奈良市役所内にある健康増進課分室、出張所や行政センターでは手続きできません。
奈良県外医療機関で接種を受ける場合
- 県外接種の場合、費用は全額自己負担となります。(医療機関によって費用は異なりますが、8,000円程度かかります。)
- 希望する医療機関にあらかじめ接種の承諾を得た上で、滞在地での補助があるか否かの確認もしてください。
- 申請に基づき、奈良市から医療機関長宛てに、予防接種により健康被害の問題が生じた場合には奈良市が対応する旨を記載した依頼書を交付します。
- 申請書には医療機関の所在地、接種医療機関名の記載が必要です。
申請時に必要なもの
- マイナンバーカード・運転免許証等本人確認ができる書類
本人が申請に来られない場合は、本人と申請者の本人確認ができる書類(原本またはコピー)が必要です。 - 奈良市定期予防接種承認書 (依頼書) 交付申請書(B類) [PDFファイル/106KB]
申請書は窓口に用意しています。事前に申請書を記入し、持参する場合は上記からダウンロードできます。
申請窓口
- 健康増進課(奈良市三条本町13番1号 奈良市保健所・教育総合センター3階)
※奈良市役所内にある健康増進課分室、出張所や行政センター、都祁保健センターでは手続きできません。
肺炎球菌ワクチンの効果と副反応について
ワクチンの効果
・肺炎球菌には 90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型を対象としたワクチンです。
・対象の23種類の血清型は成人の侵襲性肺炎球菌感染症(本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のこと)の原因の約4-5割を占めるという研究結果があります。
・「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」はこの23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。
ワクチンの副反応
・主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど) 、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。
・稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。詳細は、厚生労働省ホームページ<高齢者の肺炎球菌ワクチン><外部リンク>をご確認ください。
よくあるお問い合わせ
Q1.70歳になりました。65歳の時に接種していないのですが、定期接種として接種できますか?
Q2.かかりつけの病院が奈良市以外です。かかりつけの病院で接種はできますか?
Q1.70歳になりました。65歳の時に接種していないのですが、定期接種として接種できますか?
定期接種としては接種できません。
任意接種になりますので接種費用は全額自己負担となります。金額は医療機関にお問い合わせください。
Q2.かかりつけの病院が奈良市以外です。かかりつけの病院で接種はできますか?
奈良市外の医療機関で接種を受ける場合は、事前の手続きが必ず必要です。また、奈良県外の医療機関の場合は、費用は全額自己負担となります。金額は医療機関にお問い合わせください。
手続き方法は、<市外、県外医療機関で接種を希望される方>をご確認ください。