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犯罪被害者及びその家族の人権
犯罪被害者及びその家族の人権
犯罪被害に遭われた方や、そのご家族は、事件そのものによる被害だけでなく、その後の生活や精神面において、様々な困難に直面することがあります。こうした方々が、再び平穏な生活を送れるよう、社会全体で支えていくことが重要です。
犯罪被害者とその家族が直面する人権課題
・精神的・経済的苦痛
犯罪による トラウマ(心的外傷)や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)といった精神的な被害に苦しむことがあります。また、事件が原因で失職したり、治療費や裁判費用がかさんだりするなど経済的な困窮に陥ることもあります。
・二次的被害(セカンド・ヴィクティマイゼーション)
犯罪そのものによる被害に加えて、その後の周囲の無責任な噂や心ない中傷、プライバシーを害するような報道などによって、精神的な苦痛を再び受けることです。これにより、被害者の名誉が傷つけられたり、私生活の平穏が脅かされたりします。
犯罪被害者週間
犯罪被害者週間とは、平成17年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において、毎年、「犯罪被害者等基本法<外部リンク>」の成立日である12月1日以前の1週間(11月25日~12月1日まで)が「犯罪被害者週間」と定められました。
犯罪被害者支のための支援
警察における犯罪被害者支援<外部リンク>
裁判所における犯罪被害者支援<外部リンク>
法テラス 犯罪被害者業務<外部リンク>